我が家は、とにかく来客が多い、
昼、夜問わずにママ友や3人のこども達の友人が集う。
帰宅すると、「お邪魔してまーす」なんてこともしばしば。


元気な子も来れば、
ちょっと弱った子も来る。

東大以外は大学ではないといわれて育った子、
いい成績をとらないと叱られる子、
不登校、退学、
DV、ネグレスト・・・。
家出の子もいれば、
お父さんが学習机の横でスタンバイしてるから、
帰りたくないという子もいる。

みんな色々な思いをを抱えている。
ほとんどの場合、親は子供の思いを知らない。


 



息子が小6の時、授業で「平和を題材に」作文を書いてきたこたがあった。


 


(小6応援団長の息子)



いつも、何も言わずに、一緒に過ごしていた息子も、
色々感じていたんだなあ。




「僕が思う平和」


親が子供をしばりつけないこと。
子供が自由に暮らせること。
これが平和への第一歩だと考える。

幼い頃から親に、
「勉強しなさい」と言われ、
行きたくもない塾に行かされ・・・
というように育てられてきた子供は、
親にあれやこれやと言われているので、
自分の意志がなくなり、
家にこもって勉強ばっかりやっているので、
コミュニケーション能力も低くなる。
 
また、心も弱くなり
学校で「ウザイ」などど言われただけで、
登校拒否になってしまったりということもある。
 
また、大人になったとして、結婚し、
子供を作っても、自分が育ったようにしか育てられないので、子供も登校拒否になる・・・という連鎖が起きる。

実際に姉が、
そのような状態の友達を助けるために、
家に呼んできた。
その子は小学生くらいに夜遅くまで勉強していて、結局起きられなくなり、
学校に行けなくなった。
 
また、幼稚園の頃から勉強している人は、
高校生になって勉強が嫌いになってしまい結局勉強ができなくなってしまう。

なかには、
しっかり教育しないと自分の子がバカになってしまうという親がいるかもしれない。
しかし、学校はそのために行くものであり、
無理矢理塾に行くのではなく、
子供が行きたいといえば、行かせればいいのだ。

今、社会が必要としているのは、
高学歴ではなく、
自分の意志を持ち、コミュニケーション能力が高い人だ。
 
だから、
幼い頃に自由に友達とたくさん遊んでいるとコミュニケーション能力が育つ。
そういうとうりに育てられた子供は、
自分がそだてられたように子供を育てるので、
たくましい子が増え、
だんだん日本の社会も安定していくと思う。
 
だから、
子供を自由にのびのび育てることが平和への第一歩だ。(終わり)


 

 




作文が苦手な息子の想いがつたわってきた。

つたない文だけれど、これを読んだ姉たちにも抱きしめられ、嬉しそうに苦しむ息子だった。


無条件に愛されている実感がない子は苦しい。

 

親も、想うだけでは、伝わらない。

無条件の愛を、

わかるように伝えるのは親の義務だ。

そして、その方法は親の数だけある。