こんばんは。
boogie-woogie店長です!

 

コロナウイルスによる外出自粛に伴い

工場の稼働停止や交通量の減少による

大気汚染の改善や河川の水質改善が

世界的に確認されています。

 

大気汚染が深刻な中国ですが、

コロナウイルスが見つかり、感染拡大

防止のため1月の下旬から交通規制や

工場の稼働停止が行われていました。

 

こちらはNASAの衛星から観測された

中国上空の大気中に含まれる

二酸化窒素の含有率のデータです。

 

 

引用

https://www.businessinsider.jp/post-211605#cxrecs_s

 

1月の時点で色が赤黒い(500μmol/㎡以上)

場所では、1ヶ月後には水色(125μmol/㎡)

約4分の1の濃度まで下がったことが分かります。

 

こちらは2013年の北京の街の様子です。

スモッグで街全体が霞んでいるのが

分かります。

 

CNN.co.jp : 北京の大気汚染が過去最悪水準に、呼吸器疾患が急増

 

引用

https://www.cnn.co.jp/world/35026849.html

 

 

一方こちらは4月下旬に撮影された

北京の街並みの様子です。

 

 

4月22日、北京の青い空(ロイター)

 

引用

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200423/mcb2004231042004-n1.htm

 

晴れ渡る青空ですね。

見違えるように綺麗です!!

 

こうして見ると僕たちの生活に

よる環境への影響が

感覚的に分かりますね。

 

将来の地球環境を守るために、

企業が物を生産すること

僕たちが物を消費すること

について環境に配慮したものに

していこうという動きがあります。

 

今回は、環境に配慮をしたビジネスモデルを

打ち出すパタゴニアの事業から、物の生産と

消費について考えていきたいと思います!!

 

 

 

①パタゴニアとは?

 

パタゴニアはアルペンやサーフィン、

マウンテンバイクなどの

アウトドアスポーツに特化した

ウェアやアイテムを生産・販売している

大手企業です。

 

 

「私たちは、故郷である地球を

救うためにビジネスを営む」

 

 

このことを企業理念として掲げ

環境に配慮をした製品生産や

商品の販売を行っています。

 

例えば、2025年までに全ての

アパレル商品はリサイクルできる素材、

自然由来の素材を使用することを

目指しています。

 

またアパレルだけではなく

地球環境の改善や資源保護を目的とした

食品事業も行っています。

 

 

サントーニャ・サバ・オリーブオイル漬」3月26日新発売|パタゴニア ...

 

引用

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000021813.html

 

こちらは、

サントーニャ・サバ・オリーブオイル漬

という商品ですが、

 

生態系に与える影響が少ない

一本釣りで釣り上げたサバを使用した

サバのオリーブオイル漬けです。

 

商品の消費を通して

生態系に影響が少ない漁法を

営んでいる漁師さんたちを支えること。

 

サバという資源量が多い種類の

消費を促すことで、乱獲され資源量が

減少しているマグロなどの大型魚を守ること。

この2つを目的に行われています。

 

 

サントーニャ・サバ・オリーブオイル漬は

1缶、842円で購入可能です。

https://www.patagonia.jp/mackerel-lemon-caper/PRL02.html

 

とても素敵なビジネスモデルですね

そのパタゴニアが今取り組んでいる

事業についてご紹介します。

 

②地球を守るビジネスモデル

パタゴニアが力を入れているのが、

ロング・ルート・ペールエールという

オリジナルクラフトビールの販売です。

 

 

 

 

引用

https://www.patagonia.jp/long-root-pale-ale/PRA02.html?dwvar_PRA02_color=000&cgid=patagonia-provisions-beer#start=1

 

 

こちらのクラフトビールは、

「カーンザ麦」という

小麦を使用しています。

 

カーンザ麦は他の小麦と異なり、

数年に渡って成長する多年草という

種類の植物です。

 

収穫した後も成長をし続け、

翌年も収穫することができます。

 

 

 

引用

https://ikeuchinahito.com/interview/patagonia-takayuki-tujii-01/

 

カーンザ麦を育てることで

毎年植える前に畑を耕す必要がなく、

土壌環境の改善や健全化を

図ることができます。

 

また、カーンザ麦が成長する際に

温暖化の原因である二酸化炭素を

吸収して、栄養分を作る働きにより

二酸化炭素が減少する効果があります。

 

この様に環境改善に繋がる農業のことを

環境再生型有機農業といいますが

まだ一般的ではありません。

 

そこで、商品を通して多くの人が知り、

環境に配慮した農業が広まっていくために

始めたのがビールの製造でした!

 

素晴らしい取り組みですね!!

この様に同じビールでも

作るプロセスを工夫することにより

環境を守ることができます。

 

一方で消費者である僕たちが

環境に配慮をした取り組みをするには

どうすればよいのでしょうか?

 

③僕たちにできること

 
僕たちは日々生活をしていく上で
食べ物や木材、水、化石燃料など
自然環境から様々な資源を
利用しています。
 
しかしながら、現在の生産と消費の
仕方を繰り返していくと、
資源は枯渇してしまいます。
 
限りある貴重な資源を今後も
利用していく上で、僕たちがすぐに
できることがあります。
 
それは・・・
 
 
エシカル消費!!
 
 
エシカル消費とは、環境に配慮して生産
された商品やサービスを購入すること!
 
そのような商品を消費することにより
生産者側の生産パターンを変え、
環境に配慮した持続可能な資源利用を
実現することができるという考えです。
 
近年エシカル消費は注目され、
環境や社会に配慮して生産された
商品には商標マークがつき、
積極的に消費が行われてます。
 
企業の取り組みだけではなく
消費する側も意識を持つことが
大事なのではないでしょうか!
 
でもどうやったらいいの?
と思う方もいると思いますが、
ポイントがあります。
 
 
認証ラベル・マークのある
商品を買うこと
 
 
 
 
 
引用
 
こちらは国や公的機関により
環境に配慮をした生産過程を行い、
認可された商品に付けられる
マークやラベルです。
 
これが付いている商品を購入することは
エシカル消費を実践したことになります。
 
多くの消費者がエシカル消費を行うことで
環境に配慮をした生産が拡大していき
環境を守っていくことに繋がります!
 
 
いかがでしたか?
 
環境問題を改善していくために
企業努力も必要ですが、
僕たちの消費に対する考え方を
見直すことも重要だと思います。
 
商品を知り考えた消費をすることで
企業の物作りに対する考え方の変化や
具体的な取り組みに繋がり、
これからの地球環境を守ることが
できるのではないでしょうか?
 

同じ物を消費するのであれば

少しでも環境に配慮したものを

選びましょう!!

 

では!

 

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