動物たちは荷を降ろすとき、じっとしたまま疲れ果てて立っていました。
そのなかの一頭は血を流し、黒い顔と優しい目は、泣きはらした子供のような表情で、ぼんやりと前方を見つめていました。
それはまさに、厳しい罰を与えられたがなぜだかわからない、その苦しみと荒々しい暴力からどうやって逃れるべきかもわからない子供の表情でした。
ローザ・ルクセンブルクは、荷車を引くルーマニアの野牛をこう描写しています。
裏切りはおそらく、わたしたちの動物への仕打ちの、大きな特徴のひとつです。
虐待も問題ですが、裏切りはもっと長期にわたっています。
人間と動物との出会いのほとんどには、裏切りがあります。
わたしたちが偶然出会った動物と接するときでさえ、いたるところに裏切りが見え隠れしています。
動物たちは友好的でいるのに、わたしたちは無遠慮で無頓着か、それ以下の下心を持っています。
数ある裏切りのなかで典型的なものは屠殺でしょう。
~死体の晩餐より抜粋~