イーリング、株式公開
『株式会社イーリング 』(インターネットによるグローバル総合サービス企業 )は、
英会話家庭教師の 『株式会社バイリンガル・パートナーズ 』、
インターネット時代のITパートナー 『ジャストウェアソリューション有限会社 』、
国境を越えたグローバル人材の総合サービス企業 『新華ジョブエージェント株式会社 』
などの関連会社を抱えている。
いわゆる、『持株会社 』、または『ホールディングカンパニー 』なのである、ことは前回紹介したとおり。
実は、『株式会社イーリング 』は、株式公開を目指していないのだが、関連会社の一部が目指しているのだ。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、株式公開(かぶしきこうかい)とは、自社の株式 を証券 市場 (株式市場)において売買可能にすること。
IPO(Initial Public Offering)とも呼ばれ、特に、東京などの証券取引所 への株式公開は上場(じょうじょう)という。
新規に株式を公開する場合、通常は公募増資 (新株の発行)や売出し(既存株主 による保有株売却)が公開と同時に行われる。
公開のメリットとデメリット
株式の公開により、会社 (企業 )は証券市場における機動的な資本調達(直接金融 )が可能になり、事業運営または事業拡大のための資金調達がしやすくなる。
上場に伴い既存株主にとっては投下資本の回収が容易になるなどの利点がある。
また、企業にとっては、知名度や相対的な信用度のアップが図れ、事業の展開の円滑化や、優秀な人材の確保がしやすくなる。
市場の厳しい評価にさらされ、投資家への説明責任を求められることから事業の改革を通じた競争力の強化や環境問題 などへの積極的な取り組みにつながるなどのメリットがあると考えられている。
反面、会社の株式の価値を市場投資家が判断する事から、経営者の力量・資質などが厳しく問われる事になる。
また、どのような人物であっても資金さえあれば株式を取得できることから、法制上、会社の存続に影響を与える株主(放送・通信事業者の一部において外国人 の出資比率が一定以下に制限されている企業(NTT(通信)、JSAT(通信衛星)、テレビ局)など)に外国人が資本参加する事態や、経営陣にとって友好的でない株主による買収などの可能性がある。
日本における株式市場
- 東京証券取引所 - 一部 - 二部 - マザーズ
- 大阪証券取引所 - 一部 - 二部 - ヘラクレス (旧ナスダックジャパン)
- 名古屋証券取引所 - 一部 - 二部 - セントレックス
- 札幌証券取引所 - 本市場 - アンビシャス
- 福岡証券取引所 - 本市場 - Qボード
- ジャスダック証券取引所
上場基準
関連項目
このような中、最近まわりのベンチャー企業で、株式公開を実現している会社は多い。
しかしながら、公開している会社が、あえてMBOなどを通じて、非公開になるケースに近年増えてきているのだ。
株式公開には、メリット同様、デメリットもあるため、会社を運営する経営者はぜひ熟慮していただきたい。
<関連リンク>
※インターネットによるグローバル総合サービス企業 株式会社イーリング