2018.1.18(木)
「プルートゥ PLUTO」
@Bunkamuraシアターコクーン


3年前の初演はテレビで放送されていたものを観た。
今回一部キャストが変わり再演ということで、実際に生で観てみたいと思って観劇。



以下感想。敬称略で書きます。


・森山未來は言わずもがなだけれどすごい。身体性の高さ。一番すごいと思ったのは、森山未來演じるアトムが死ぬとき頭だけで支えて逆立ちした状態になってたこと。人間離れしてる。そのシーンはプロジェクションマッピングも相まってほんとにアンドロイドみたいだった。


・土屋太鳳は今回が初舞台らしいが初めてと思えないほど舞台映えしていた。いい意味でドラマや映画で見るかわいい土屋太鳳ではない姿を観た。今回ひとり二役だったのだが、片方の役はしばらく土屋太鳳が演じていると気づかないほど別人のような声色とトーンだった。
舞台これからもたくさんやってほしい。土屋太鳳は芯が通ってるかんじがして好き。


・大東駿介は、こんなにうまい俳優さんだったっけ?!ってびっくりした。私は中学生の頃から大学入るくらいまで大東駿介にハマっていて、カレンダー毎年買ったり写真集買ったり出てるドラマや雑誌はとにかくチェックしていた。その頃はお顔と爽やか好青年な雰囲気が好きだったけど、今回の舞台を観て俳優スキルにおいても素晴らしい人だなあって気づかされた。


・柄本明は畳み掛けるように台詞を発しても全てのことばに惹きつけられるし、聞き取りにくくないのが不思議。あのけだるそうな雰囲気が、柄本明がそこに存在するだけで場がひきしまる感じを引き立たせてる気がする。柄本明の存在の大きさを再確認した。


・セットがめまぐるしく変化していくのがすごい。幾何学なセットは組み合わさったり離れたりそれぞれの形になっていくことであらゆるシーンになる。


・プロジェクションマッピングや、ロボットに見立てた等身大または大きい操り人形もすごい。


・演出・振付のシェルカウイは、「普段はひとりで読む漫画を約700(シアターコクーンの座席数)人で一緒に読む感覚」を目指したという旨が公演ホームページに書いてあった。まさしくそれ!!ってかんじ。


・2階のいちばん後ろの席だったので、あまり役者の表情などが見えなくてもどかしかった。いい加減オペラグラス買おうって思った。


・観るのにすごくエネルギーのいる芝居だった。それだけ熱量の高い芝居だったってことなのだろうなあ。