「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」



とても有名なこの出だしで始まる「源氏物語」高校の古文の時に暗唱したこのフレーズ。



1月から始まったNHKの大河ドラマ「光る君へ」にはまり早8ヶ月、日曜日が待ち遠しい日々が続いています。ドラマのまひろ(紫式部)がやっと物語を紡ぎ始めました。



高校生の時には「女房」「更衣」って何?「さぶらう」「やむごとなき」?とまるで外国語のようにひとつひとつの言葉を訳して意味を調べて、そして文法を習ってといくことに精力を奪われ、物語を味わう余裕すらなかったです。平安時代時代のこともよく知らなかったのでいきなり古文はハードルが高かったなと思います。



「光る君へ」はドラマだけでも十分楽しめますが、平安時代のこと、源氏物語を知っていると2倍も3倍も楽しめるところに惹かれています。



今はとても便利な時代で多方面のYouTuberの方々が「光る君へ」を毎週解説してくださるので歴史的背景、文学、和歌、ストーリー解釈と教えて貰えるのもとてもありがたく拝聴しています。



かしまし歴史チャンネル






【公式】白駒妃登美『歴史を学ぶと希望が生まれる』





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本では


この本「源氏物語解説図鑑」は、源氏物語の全体の構造、54帖それぞれの解説がかわいいイラストとともにありとてもいい本です。(字が少し小さいのが難ですが)










大和和紀さんの「あさきゆめみし」は漫画なので読みやすかったので読破しました。








そして1000年読み継がれてきた「源氏物語」を読んでみたいという願望があります。もちろん現代語訳でですが。


最初与謝野晶子訳で挑戦しましたが、挫折しました。



そして瀬戸内寂聴訳で再び挑戦中です。



まぁ、急ぐことも無いのでマイペースで読み進めてみようと思います。



YouTubeのおかげでだいぶ知識が付いてきたと思うので高校生の頃とは違っている私ですから。




手軽にコピーするとかない時代に一字一字書き写されて千年もの間伝えられてきたお話はきっと面白いに違いないですし、奥深いのでしょう。




千年経とうとも文化は変化しようとも人の心は変わらないはずですから。「光る君へ」と共にまだまだ楽しんでいきますぞ。