もう時期大寒を迎えます。
一年を通して最も寒さの厳しい時期に味噌を仕込むといいそうです。自分でお味噌を作るのは5回め(?!)になりました。会社員でフルで働いていた時には作ろうなんて思いもしませんでした。
美味しいお味噌はどれだろうと銘柄を変えては試していました。自分で作ってみるとなんと美味しいことかと驚きました。
はじめは2回ほどは味噌作りの講座に参加してみました。茹で上がった大豆をみんなで潰したり、混ぜたり、団子状にしたのを投げつけたりと大勢の人でやるとなんだか楽しかったです。帰りは2キロとか3キロの仕込んだ味噌をよっこらしょと頑張って持ち帰って来ました。
あとはお家の日の当たらない涼しいところで熟成させます。待つこと秋がくるまで。恐る恐る食べてみると、なんと美味しいこと!驚きました。
そして今年は少し多めの出来上がり5.3キロを仕込みました。
味噌作りは簡単です。
材料を混ぜて、寝かせるだけです。
材料は、
大豆、麹、塩のみです。
大豆 1.3㎏
麹 1.5㎏
塩 700g
大変なのは大豆を煮て潰す作業です。
1.3㎏の大豆を前日から水につけておき(14~16時間ほど)、量が多いので一度には煮ることは出来ません。家にある大鍋でも2回に分ける量。
今年は時短の為に圧力鍋を使いました。圧力鍋なら20分ほどでやわらかくなりますが、皮が剥けたり細かい大豆の泡で蓋の蒸気が出る所が詰まって、お湯が溢れたりするので4回に分けました。
次は指でつまんで潰れる程のやわらかくなった大豆をビニール袋に入れて瓶で叩いて潰します。これも小分けにしてやるので少し疲れます。
マッシュした状態の大豆を買っておくと、しんどい行程を省くことが出来て楽に出来ると思います。
あとは混ぜるだけですから。
塩と麹を混ぜて、そこにマッシュした大豆と種水(大豆を茹でた時の煮汁と塩を混ぜたもの)を混ぜ合わせます。
量が多いとひとつのボールにはおさまらないです。
それを両手で握れるほどの大きさに丸めて、桶の底目掛けて打ち付けながら詰めていきます。
桶の縁にカビ止めの塩を少し振って、ラップをし、重石をして新聞紙でくるみ、紐でとめて出来上がり!
重石をするのは今年はじめてです。なくてもできるようですが。
涼しいところで熟成。
4ヶ月たったら、「切り返し」といってしゃもじで全体を混ぜます。
梅雨時や夏の暑い時もするといいそうです。
途中でカビがもしはえてきたらカビの部分を取り除けば大丈夫です。
10月下旬~11下旬に食べ頃になりそうです。楽しみ~(^^)
一人でやると大変なので家族と手分けをしたり、誰かと一緒に作るといいと思います。