姉の命日



今から31年前の今日
世田谷区の病院で

姉は11歳
私は小学校1年生の時に

難病で亡くなりました


私、父親っ子だったんだけど
それよりも
お姉ちゃん子で
大好き過ぎて
偉大すぎて

思い出を振り返っても
私って何にも出来ない甘ったれ
としか思えない


どこ行くにも、何するにも
姉の後ろを追いかけて

家族で出掛けて、疲れて
「もう歩けない」

そう言う私を親は
「頑張って歩きなさい」

姉は
「お姉ちゃんがおんぶしてあげる」

当時、
幼稚園の私と小学校3年生くらいの姉

お姉ちゃんもきっと疲れていたよね
ありがとう
と、今は思う
その時は姉の大きな背中が嬉しくて

「あーちゃん、もう頑張って歩いて」
姉に言われると

「うん」
てなる!



小学校に入学してからも
勉強難しいし
体育と遊ぶことしか頭にない私

朝も
「あ~ちゃんランドセル
   お姉ちゃんが準備しといたからいこ」

お姉ちゃんと学校!!
それが嬉しくて起き上がる私

朝食もね
食が細くて食べるのが遅かった私
「お姉ちゃんが食べてあげようか?」
って

きっと待ってたらキリがない
遅刻しちゃう
そう思ったんだろうね

母親は
姉の事を"食いしん坊"って言っていたけど
それだけではなかったと思うなぁ…


姉が泣くなって
病室で泣いたっきり泣けないできたけど
少しづつ、受け止められてきました

今でも
人を失うことは苦手です



人を喪って

本当の意味で人を失う怖さを知りました

命の尊さ知りました

その人の代わりは誰もいないって知りました

戻ってこない時間を知りました

体験した人にしかわからかい
人の気持ちを知りました


ずっと、ずっと
寂しかった

ずっと、ずっと
一人になるの怖かった

今でもそれは一緒だけど

私が生きている限り
姉は私の中で生き続ける

共に生きよう

そう思えるようになったのは
10年前の事でした