ここ、一週間の神戸市北区は妙なお天気が続きました。霙が降った翌朝は薄っすらと雪が積もったり、一日中雨が降り続いたり、少し晴れ間が覗くとすぐに厚い雲に覆われたり、風が強くて指先が痺れるような寒さがあったり、ホトホト疲れる毎日。私が帰ると玄関で「こまこ」がシッポを振って迎えに出てくれます。散歩に出かけたい様子でしたが雨が強く降っているで庭に出るのも嫌がる始末。

 今朝は、青空が広がる良いお天気、先ほど散歩に出かけて帰ってきました。

 

 今日の花は白木蓮、卵型の蕾がポンと音を立てて開花するような素敵で大好きな花です。ただ、残念なことに「花の命は短くて」、開花し3日もするとすぐに純白の花は茶色いシミに覆われて散ってしまいます。

 

 青空に木蓮の花凛と咲く

 この句の凛と咲くは清々しいという意味で使いました。木蓮の季語は春です。

 

 

 

 白木蓮。モクレン科、モクレン属。落葉高木。原産地は中国南部。白色の大きな花が上向きに咲く。花弁に見えるのは萼片(ガクヘン)。花言葉は「自然への愛」「崇高」「慈悲」など。

 

私の故郷の宮崎県延岡市で幼少期を過ごした若山牧水は、数多くの名歌を創作しました。特に「白」にまつわる歌には代表作の

 

 白鳥は 悲かなしからずや 空の青 海の青にも 染まずただよふ

 白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしずかに のむべかりけり

 

には今でも読むたびに惹かれます。

 

 

 4月になると庭の八重桜より先にプラムの花が咲き始めます。今はまだ蕾なので画像は昨年に撮影したもの。庭には早生、中生、そして大玉の「ソルダム」など、植えて20年を超える3本の樹があり、毎年300個近くの実をつけます。

 

無駄話 

 昨日、妻と娘が二人で広島県の宮島へ旅行会社主催の「新幹線で行く日帰り宮島への旅」へ行ってきました。4日前に「〇〇子と旅行に行くから」とは聞いていたのですが、何処に行くのか、宿泊なのかは聞いていませんでした。ただ、途中で事故などにあい連絡がつかないのは困るので、どこに行くのかと尋ねた所「宮島」とだけ答え、谷上始発の新神戸着の電車で朝の5時に車で出かけました。谷上の駐車場に停めるつもりでしょう。娘は新大阪乗車、妻とは新幹線内で落ち合う予定だとの話でした。父親抜きの二人旅も良いものだと思い、二人で一泊して積もる話などをしてユッタリ過ごしたら良いのにと思っていましたが、夕方7時頃に帰宅。お土産も沢山買い込んで、魚好きの私には「あなご弁当」「あなごの干し物」2袋、そして「こまこ」には「ワンちゃんもみじ焼き」なるもの1個。

 私に妻が「ハイ」と言ってもみじ焼きを手渡しました。私は甘いものが苦手なので「いらない」と言うと、これは「こまこ」へのお土産と言う。普段は味の付いた人間の食べるもの与えないのですが、犬用に販売しているあんこ抜きの「もみじ饅頭」。まだ与えていませんので「こまこ」が喜ぶかどうか分かりません。この後、「こまこ」と散歩に出かけ帰ってから食べるかどうか楽しみです。

 

 画像は瀬戸内・広島おみやげガイド公式HPより