クリスマスローズのアップも三回目。今回は私の大好きなsd(セミダブル)、それもラージネクタリーの画像の投稿です。sdは半八重咲、別称アネモネ咲とも呼ばれます。次の画像はアネモネ。花弁に見えるのガク。中に紫色に写っているのが花の部分。アネモネもクリスマスローズも同じキンポウゲ科ですので特徴が良く似ていますね。

 

 アネモネ 画像は植物図鑑「エバーグリーン」のHPより

 

 クリスマスローズ Lsd パープル ダークネクタリー

 

 Lsd  ホワイト糸ピコティ

 

 次の3点の画像は10年ほど前に購入したミヨシのメリクロン株。とても大きなネクタリー(蜜線)で見ごたえがありますね。我が家の中でも大好きな品種の一つです。

 メリクロンとは、種を作るには交配して育てる実生苗が一般的でしたが、とても美しい親同士を交配しても咲いてみないと分からなくて違う花が現れることが数多くありました。しかし最近は親の茎頂の生長点を取り出し無菌状態で培養、増殖したものです。この方法により親と同じ形質・遺伝子をもった苗(クローン)、メリクロン苗が増えてきて、クリスマスローズ愛好家には大きな喜びを与えてくれます。また苗の価格も安くなり二重の喜びとなっています。

 

メリクロン Lsd チェリーシフオン ダークネクタリー

 

 

 同じくメリクロン Lsd サクラシフォン

 

 玄関の鉢植えのクリスマスローズに囲まれて赤柴の雄「トム」を撮影。この写真は「トム」14歳の頃。まだまだ活力がみなぎった顔立ちをしています。この子は近所でも評判の人気者、特に家の前を登下校時に通る小学生に可愛がられました。子供を見るとシッポがちぎれるのでは思うほどフリフリフリ。家でも一切吠えることなく、誰にでも従順で雄としてはとても穏やかな性格の子でした。今から3年前の4月8日に、20年と3か月で虹の橋を渡り、今は宝塚動物霊園に眠っています。