今回の旅行の目的は ①東山魁夷せとうち美術館の観賞 ②高松「栗林公園」の散策 ③南淡路市福良漁港近くで「美味しいお魚屋さんの探すこと」でした。

 

 1月31日に①は堪能できるほど、東山魁夷ワールドを鑑賞し、お昼前には②の栗林公園に向かいました。「こまこ」は入園できませんので車の中でお留守番。

 

 栗林公園は日本三名園には入っていませんが、県庁所在地の高松駅から徒歩20分位の市街地にあるとは思えないほどの静寂な環境にありました。園の規模は壮大で敷地は背景の「紫雲山」を含めると東京ドーム16個分の広さがあるようです。植えられている木は松が中心。とても手入が行き届いた公園で、当日も多くの職人さんたちが手入れに忙しそうに働いていました。ふと、何百年と続く歴史に「戦争中」も無事乗り越えたのだろうかとの疑念が湧きました。高松市も無差別爆撃をうけ多くの被害を受けたそうですが、このように精魂込めた方々の手入れのおかげで素晴らしい庭園を散策できます。

 

 

 

    栗林公園北入口 画像はうどん県旅ネットHPより

 

公園内には写真のように手入れをされた松の古木がたくさんあります。

 

商工推奨館本館 1899年に建造された木造二階建て、 栗林公園の見どころ、歴史、ゆかりの人物などを紹介しています。

 

職人の手により、よく手入れされ松の大木。推定年齢は何歳くらいかな?

 

 

地方都市の中心部にある公園。近くにはビルが建ち並んでいます。

 

一か所だけ紅梅が咲いていました。松の緑の中で引きこまれるような美しさです。

 

 

掬月亭(きくげってい)。歴代の藩主に愛されたお茶屋。画像はうどん県旅ネットHPより

 

  画像は日本庭園でも有名な足立美術館。3年ほど前に妻と旅行で訪問。横山大観や上村松園などの日本画も常設展示されていますが、北大路魯山人の書画や陶磁器など数多く常設されており、心ゆくまで堪能することができました。