完成品 MS-06R-2 ロバート・ギリアム専用高機動型ザクII 後期型 | yy1112さんのブログ

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MS-06R-2は、MS-06R-1Aに改修を施した、ザクの皮を被ったゲルググと言われる程の性能を誇る機体です。

今回の制作記事はジオン公国突撃機動軍所属、ロバート・ギリアム大佐のザクIIです。

使用キット:MG 1/100 ロバート・ギリアム専用ザクII





高機動型ザクII 後期型は通称「R-2型」と呼ばれ、生産性等の問題により宇宙世紀史上でたったの4機しか製造されず、内3機がジョニー・ライデン少佐、ギャビー・ハザード中佐、ロバート・ギリアム大佐に引き渡されました。残りの1機はゲルググ開発の為のテストベッドとされており、実戦配備はされていません。





ロバート・ギリアム大佐は「モビルスーツバリエーション」に登場するエースパイロットです。

「機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑」によればギリアム大佐の戦績スコアはMS撃墜数115機、艦船撃墜数6隻と記載されています。

これはジオン公国軍第8位の記録とされており、ギリアム大佐が高い操縦技術をもつパイロットであったということが伺えます。





そんなギリアム大佐ですが、このR-2のザクIIを受領してから乗ってた期間というのはそう長くないそうで、ア・バオア・クー戦では既にMS-14S ゲルググに乗り換えていたそうです。

そして一年戦争末期にはビグ・ルフというMAの飛行テストパイロットとして招聘されています。





ギリアム大佐のパーソナルカラーは青となっており、この機体のカラーリングと似ている(?)キマイラ隊所属のエースパイロット、ユーマ・ライトニング少尉のMS-06R-1Aとよく誤認されていたそうです。


実際見比べてみるとユーマ機の方がだいぶ攻めたカラーリングになっていて印象が違うとは思いますが。






カラーリングは、メインのブルーはクレオスのMR.COLOR「インディブルー」に「ホワイト」を適量、「デイトナグリーン」を極少量加えています。

クリーム色の部分は「ホワイト」に「イエロー」を少量、「グレー」を極少量加えています。


上記2色は比率こそ適当ですが、使用している塗料は説明書にあるレシピと同一です。

ブラックの部分は「ジャーマングレー」に「ブルー」を極少量加えています。メインのブルーの色味に合わせる感じにしてみました。


武器や関節等のフレーム部分は余りのグレー系の塗料を適当に調色して使用しています。





デカールは全て説明書の指示通りに貼っています。

いつもとやることはほとんど変わらないものの、頭部の口元を始め、モールドを跨ぐ位置に指定されているマーキングが多かったので、地味に大変だったというのが正直な感想です。





装備させたのはジャイアント・バズーカです。

以前に制作したギャビー・ハザード機と同じく、スコープセンサーの部分はWAVE社のHIQパーツのレッドを使用しています。





ジョニー・ライデンやギャビー・ハザードのキットの胸部ブロックには、所属する部隊番号の下にパイロットの名前も書かれていましたが、ロバート・ギリアムのザクIIには何故か名前が書かれていません。

シールドにあるマーキングも二機とは違うものとなっています。

この機体がキット化されることは予想していたものの、マーキングに関しては少し外してきたのが意外でしたね。





ギリアム大佐がこの機体を受領する以前の中佐時代にはS型のザクIIに乗っていたそうです。こちらも機会があれば作ってみたいですね。





今回の作例もモノアイ以外はキットをそのまま組んだだけのものです。

特に注意点等もなく面白味に欠ける記事となってしまいましたがご容赦ください。次回に期待して頂ければと。


以上、MS-06R-2 高機動型ザクII 後期型 ロバート・ギリアム大佐専用機でした。ご覧頂きありがとうございました。