前編の続きからです。

目印として傷を付けておいた部分を削り、高低差をつけました。こうすることで立体感が出てバランスが取れます。
そして素材の表面にあったカッターマーク(機械の削り出しの跡)も消しておきます。

裏側も同じ具合に仕上げておきます。こちらの面は平らにするので丁寧に面出しをしながら削ります。

表面(おもてめん)にあたる部分に歪みをつけ、バフをかけて仕上げた状態です。
今回はデザインが炎なので完全な平面ではなく敢えて全体的に揺らめきを表現してみました。
意外と平面にするよりも難しく、ただ適当に加工してるだけだとただ汚くなるだけになってしまうのでバランスには結構気を使います。

裏面はイニシャルを彫ってみました。刻印によるスタンプではなくリューターによる手彫りです。
そして真鍮製の二重リングを2つ用意しました。こちらも同じバフ仕上げにしました。

奥まった箇所を真鍮用の黒染め液にて黒くしたら二重リングを取り付け、完成となります。
二重リングの内側も黒くしてあります。

イニシャルも黒くして強調しました。今回何故2つつけたのかって話なんですが、前回のスターよりもチャーム自体がデカイので、全体のバランスを見た時にリングが1つだと何だか物足りなく見えてしまったので2個付けを採用しました。

ジッパーに取り付けました。持ち手の色味も光沢があるのでマッチしているかなと思います。

全体はこんな感じです。
B-3は、持っていれば大抵の困難は乗り越えられる、そう思わせてくれるジャケットです。頼れる相棒ってやつですね。
ドレスアップ(?)のし甲斐があるってもんです。でも生地に何かを取り付けたりはしたくないのでこれくらいが精一杯ですね。

首元のチンストラップを締めると完全に風を遮断出来ます。
保温力は他の追随を許さない性能ですが、反面重量もすごいです。歳を取ってその重量が原因で手放す方も多いんだとか。私は壊れるその日まで着ていく所存であります。
ということで今回の記事は以上となります。読んでくださった方、ありがとうございます。