こんにちは。

多田塾公認受験サポーター ヨコタです。

Shien.Lab内で国家資格キャリアコンサルタント試験、

2級技能検定のロープレのサポート、

キャリア相談員をさせていただいています。

 

 

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国キャリ受験生、2級技能検定の受検生のサポートを続けていますが

ブログの更新、大変ご無沙汰しておりました。

 

でもやっぱり、アウトプットもしたいなー

書くことは自分の頭の整理になったりするので

またちょこちょこ書いていけたらな、と思っています。

 

 

さて、今日は

国キャリでも2級でも大事な傾聴について。

 

傾聴って、

相手の言わんとすることを理解しようとする

態度や姿勢だと思うのですが、

それを技法として整理されたものがありますね。

 

たとえば、

ゆっくり、間をもって話をすることだったり、

CLの発言を伝え返す(繰り返す)ことだったり、

オープンクエスチョンをつかうことだったり。

 

なので、試験対策ではそういうアドバイスをしたり

その練習をしたりします。

 

日常のやりとりで、あまり意識していなければ

最初はぎこちなくなるので、

やはりトレーニングが必要なんだと思います。

 

ただ、

ゆっくり話して、伝え返して、オープンで質問したら

「傾聴」している、ということなのか、

それが受容的態度で、共感的に理解をしようとしているのか、

寄り添っているのか、というと

そういうわけではないですね。

 

技法を使えることはとても大事ですが

そのベースには、

受容的態度で、共感的に理解しようとする姿勢で、

自己一致していること。

やはりそれが大事なんだと思います。

 

そして、2級受検者にとっては

さらに大事なことだと感じています。

 

2級は、

適切な目標を設定するには、

CLの訴えを把握していないとできません。

 

CLの訴えというのは、

CLの最初の発言(事前に共有されるケースの相談したいこと)

どおりの、表面的なことではないはずです。

 

そして、そこで語られることの中に、

CLが気づいていない問題が見えてくるのです。

その問題に対して適切に対処する(方策を選択する)ことが必要です。

 

ということは、その相談したいことの背景に焦点を当てて

傾聴しないとキャリアコンサルタントとして役にたてないのです。

 

CLの発言を伝え返しをして

「●●に悩んでいるのですね」と表面的な問題を共有して、

なんとか目標設定して方策を言って、

YESと言ってもらう、

ということだけを目指してしまわないように。

 

受容的態度で共感的に理解すること、

自己一致した状態で、傾聴することによって

CLを理解する力を問われている。

それを飛ばして、目標設定は方策はできない

ということを忘れないでおきましょう。

 

 

国キャリ受験の方も、2級受験の方も

傾聴姿勢を大切に・・・

応援しています!