こんにちは。

 

昨日は、「感情は引き出すもの?

と私の感じていることを書きました。

 

感情は引き出す、というより受け止めたいよね、

ということなのですが、

 

引き出したい言葉もあります。

 

それは、

「そうなんです」 です。

 

来談に至った経緯や背景を確認し、整理して、

それをどう捉えているか、とか、

どんな感情を持っているか、とか

そういうことを丁寧にひも解いていくわけですが、

 

面談が進んで、目の前のその人が、

自分のことや取り巻く環境のことがどう見えているのか、とか

損なわれそうな価値観とか、満たされないニーズとか、

そういうことが見えてきて、

 

今うまく言葉にできていないけれど、

こういう意味づけをしてしまっているのかな、

 

と感じられたときに、

そっと、言語化して伝えてみる。

 

そんなときの、

「あ、伝わっている」とか、「わかってくれている」感のある

「そうなんです」 です。

 

あんまり、堂々と伝えないほうがいいかもしれません。

「たとえていうなら、・・・喪失感、(間をおいて) みたいなものを感じていらっしゃるのでしょうか・・・・」

とか丁寧に、さぐりさぐり言葉を選んで、確認する感じです。

 

 

あんまり早くやってしまって、ズレていると、

ラポールに影響するので気をつけたいです。

 

できれば、前半から小さい「そうなんです」的なことを

積み重ねていけるといいな、と思います。

 

事実・状況を返したときの「そうなんです」。

感情(こう思ったんですねとか) を返したときの「そうなんです」。

 

このあたりは、相談者の言葉を「言い換えない」ことで、

返してもらえそうな「そうなんです」ですね。

 

そして、じっくり噛みしめて、想像して

「言い換え」て意味を返したときの「そうなんです」は、

もうちょっと重みがあります。

 

 

最初はできるだけ言い換えない。

充分向き合って、同じ景色を見ようと努めて、

見えてきたもの、受け取ったものを

「言い換え」て伝える。

 

いい「そうなんです」をもらえるように、

言葉を大切に扱ってみてくださいね。

 

 

 

 

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