2018年6月20日、個人的にはとんでもない事件があり忘れられん日に尾形春水が卒業していった。
個人的なのはさておき、15歳から19歳と多感な年頃を芸能界強いてはモーニング娘。に捧げたはーちんは、普通のJKでは学べない様々なことを経験したのだから立派だ。
そして、理由はともかく卒業を決め、最後まで全うしたその勇気と行動力には頭が下がる。
どっちつかずになりそうななかで、3ヶ月余りを走り切ったのだから。

6月20日にあげようとしたが諸事情がありここまで延びたのは気にしないでください。

▼2014年9月30日。
道重の口から発表された名前、当然初耳でザワザワする先輩ら。「はるな?ハルナ?」

あらま、白いしフィギュアなんて相当なお嬢様やんけ。
そんなこと当日は思ったわ。その晩にはいろいろ探偵が暴いてくれて。

フィギュアスケートが得意で変顔がスゴい子。
それが尾形さんの加入当初の印象。

一般からだと飯窪、石田、佐藤以来の加入。
素性はこのSNS全盛時代、過去の悪事が出なきゃいい、と言いつつやはり気にはなった。
尾形さん、野中さんともにヤバいのは流出こそしなかったが加入したその日にある意味ヤバいのが見つかったはーちんは事務所の策略だったのか?

1週間ほどしてハロステ、オーディション動画が上がる。
伊達じゃないよウチの人生は。
俗に言うスキルブスとポンコツビジュアル。
尾形のほうが容姿とフィギュアスケートつうだけで期待されていただけにオーディション動画には驚いた。チェルが堂々と歌い堂々と踊るなかで、自信なさげで弱々しいはーちん。
本来のハロプロってこういう赤点娘。が成長していくもの。
鞘師や石田みたいなのもいいがチキブンでテーブル拭きを懸命にするはーちんみたいなのもたまには良いものだ。近年は研修生の新人がみつばち先生に弾かれるのがよく見られるが娘。という組織に入るには相当な努力が不可欠だとかつての後藤や近年だと鈴木、飯窪などが物語る。


▼パフォーマンス向上で掴んだ自信。
いつしか悪目立ちも減りセリフパートも貰いV6井ノ原快彦に「この感動を共有したい」とまで言わせる。


まぁ生田にせよ、飯窪にせよ、他のメンバーもだけど加入当初はひ弱なメンタルも毎日ご指導されてタフになる(コンプライアンス的には指導、見ようによっちゃパワハラ?)
音楽的、ダンス的にド素人から見てだけど12~4人いるなかで1人遅れたり理解してなかったりは致命的ななか短期間であの複雑なフォーメーションをこなすあたり若いんだし。センスだし。才能だし。
あとはラジオか。本人もMCやることで喋る楽しさ、難しさ、自らの立ち位置。いろいろな学びと発見を得ていたわけだ。そのなかで掴んだ自信はみるみる関西人らしさで。
明らかに小さい子どもでも喋ればピーチクパーチク言うてる関西人のイメージなんだけどはーちんもピーチクパーチク言うて尾形春水というキャラを確立したように思う。


自然と周りを盛り立て慕われ。

飯窪以外には毒は少なく。

黒はんぺんやコルセット下着は言い過ぎたけど。

飯窪も美味しかったし。

まだ3年9ヶ月、されどこの4年弱で本人にとっては想定外も。

大学進学満々が一浪。そんなつもりなかったろうし娘。の活動が彼女の夢を妨げるならそれも事実だろう。

本人もこれという未来を嘱望はしてないから裏方言われてもあれだが。映像関係か、どのみち簡単な世界じゃない。まぁ娘。乗り越えたはーちんに不可能はないが。

夢をひとつ叶えても、まだ19歳。

次の夢を見つけて突き進む。まだ人生は長い。

日々悩み、日々考え、日々動く。その決断に間違いはないし。

いつか、はーちんが夢を叶えて。

トリプルエーからもめでたく卒業するのを待ちわびるわ。

そいやマルセイバターサンド、本番で食うには不向きだわ、あれ美味いけど。

最後まできしもんに悪い意味で食わされたけど。
結論明石家さんまと共演できたこと9回ははーちんの人生で必ずネタにできるやろ。コルセットだけでも記憶に刻まれたわけだし。

深すぎてよくわからんがまーは大人だ。まさは大学は選ばな~い(笑イヒヒガハハ)
「ちゃいますがな、そもそも選べないですがな、強いて言えば馬鹿田大学でんがな」くらいはーちんに言って欲しかった。

▼はーちんネタなのにここからは横山玲奈。
横やん強いわ。並み大抵のことじゃ普通ステージ立たんだろう。
これプロ根性とか美化しがちだけど日本特有の悪しき伝統つうか。
雨降ろうと雪降ろうと仕事や学校は行く。日本人らしさ、マジメさ、つうたらそれまでだけど親亡くなっても危篤だろうと仕事に穴は開けない。
海外からすれば冷酷な国だわな。

13人もいりゃ1人くらい抜けてもパッと見はバレないし払い戻しになるわけでもない。それが開演直前の舞台だろうと武道館だろうと。もちろん横山玲奈というポジションが抜けるとグループとしては成り立たない、でも、つう歯痒さ。
本人も表に出ることで現実逃避つうか受け入れ難いものを必死に理解したのか。
心ない輩はこのまま横やん休業かとか言うが天国から見守る父の温かい視線をいつまでもメソメソしてるわけにいかん。
必ずまた笑顔を取り戻してくれるであろう横やんを待ちたい。

▼ってこれはーちんネタやん。
横やんについてコメント出したメンバー。はーちんは時間的なタイミングもありコメントはないがたぶん一番心痛めた優しい子。
『譜久村聖という名の事務所作成文』や『お悔やみ申し上げます。シーユーアユミン!』という何とも滑稽な一文や、生田が一番泣けてきた『優しさ』、私はオッサンだけど抱かれたい『カエディの支え』。
別に外向けメッセージ出さなくても本人しっかりサポートしてやってくれたらそれでいいんだ。
その一人としてはーちんも。

3年9ヶ月、うち3ヶ月くらいは短大との過密日程だったんだろうからこれからも大変。
来るべき4年制への編入、6年後?25才でアイドル復帰とか言わんか。
アップフロントとは蜜月らしいからアイドル映像クリエイター、いやユーチューバーのほうが早いやん。

お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
これからも大変でしょうが心から応援してます。

尾形春水さん、バイバイ。