俺なりにまとめるスマイレージヒストリー。お前ごときが語るんじゃねーよシリーズ。

2009年4月4日、この日ハロプロに新たなユニットが結成された。
言ってしまえばこれがハロプロエッグから生まれた最初で最後のハロプロ所属のグループ。

偉そうだよなこのプロデューサー、机は座るとこチャウで。
たくさんの『if』があるグループである。
『if』ストーリー作ればこんな波乱万丈なグループにならんように出来たかも、ただそれもスマイレージというグループの歴史なのである。

エッグという組織に疎かったが前田憂佳がHigh-Kingに選ばれたことで可愛い子いるんやなと。08年、今見てもメンツからすると大抜擢だわ。

名前知らんかったけどBuono!の仲良しバトルでのバックダンサーの子(小川紗季)可愛いなと。
小川以外のエッグがわかんねーけど(西念ちゃんいる?)。08年、佐吉12歳とか?

んで先のつんく♂発表。当時は久しぶりの新ユニット発表にワクワクしたのを覚えてる。
単発や派生除けば℃-ute以来の新ユニットだったのかな、未知なるメンバーだったからスゴいワクワクした。
和田彩花(14)
前田憂佳(14)
福田花音(14)
小川紗季(12)
結成(2009年4月)時点では平均年齢13.5歳。2004年にオーディションでハロプロエッグになった4人が成長、中学生になりようやくデビューさせれた。この時点で他のエッグは用済みとなったと解釈したら怒られそうだが事実スマイレージ結成が明暗となった。
『if』佐保だったら違う歴史だったろうか?
満を持してのインディーズ活動。
4枚のインディーズシングルを発表しいよいよメジャーデビューへの気運が高まる。

まぁ寺田があたかも1人で決めたかのようで決定事項を述べてるだけで会社としては話題作りとして行うパフォーマンスだったんだろうけどメンバーは真に受けて真剣に取り組むしファンも懸命に応援した。その成果を、真価を問うには十分なパフォーマンスとなったと思う。



笑顔キャンペーン開始。1万人の笑顔写真を集めたらメジャーデビュー、ひねくれた考え方すると結果からすれば出来レースなんだろうけどこういう分かりやすい話題作りは必要で。
街中をキャンペーンしている4人、途中経過で明らかに少ないと発表、煽りかやらせか知らないが結局16000枚をかき集めモザイクアート完成。



完成しなかったら…つう『if』はあるがまぁ仮に8千枚でも2千枚を偽造すりゃいいだけ(どうせメジャーデビュー後の活動は確定してた)って大人の事情や。
この緩い語りの寺田さんがもう聞けないつうのが何とも悔しいね。ちょいちょい小ネタ挟むけど14~15の女の子たちには全く通じずぽかーん。真野すら「何言ってんだジジイ」感は否めないのもたまらない。まぁゆうかりんのスター性イジリは同感するよ。

メジャーデビュー曲は夢見る15歳。奇しくもメンバー3人が15歳という計ったようなシングルで走り出すスマイレージ。

ついに掴んだメジャーデビュー。
順風満帆な滑り出しのスマイレージ。
2010年は3曲リリース、オリコン最高位5位とまずまずの結果。まずまずでは論外なんだろうけどそれでも賞を獲得すれば上出来。

『if』レコ大最優秀獲得しなかったら…
レコード大賞最優秀新人賞をアップフロントプライス(プライスレス:嶺脇社長が言うと説得力あるよね)で獲得(したのかどうか。EXILEさんのおかげで価値もわからん賞になった。もちろん厳正なる審査で実力を評価されたんだと信じてる)し、さぁアイドル戦国時代の先頭を突っ走れと。
まろ(当時はシンデレラのなんたらか)変顔すんなや。これが真顔つう説も(まろをたくさんディスりますが愛があるんで嫌いじゃないんで)

℃-uteがそうであったようにレコ大最優秀を獲得するとメンバーわりはやで減るジンクスを継承するという。まぁ獲得しなくても『if』はなかったろうけど。
最優秀逃したJuice=Juiceはメンバー辞めてない(デビュー前に辞めたのはいたが)。こぶしが継承しこれでつばきがどうなるか。


2011年。
ショートカットをリリースするときのゆうかりんの悲痛な叫びはいかに糞事務所(Yマネたち)が糞か分かる。
『if』ショートカットでもわざわざ断髪しなかったら…
別に4人全員短くする意味なかった、まろ坊主頭で佐吉ショートカットであやちょとゆうかりんそのままで良かった。
実際ショートカットもオリコン5位。オリコンの順位が全てではないにしろ事務所の戦略『メンバー断髪してショートカットにしました』は見事にダダスベリ。結局さほどの成果もなく恋にブーイングブーも6位と伸び悩む。最優秀新人賞を売りにブレイクを期すスマイレージは何一つ結果を出せないまま、もがいていた。

そんななかでの5月29日、寺田が発表したスマイレージ増員。
この時点でエッグは解体され名称こそエッグのままだが所属はわずか8名(竹内、宮本、勝田、工藤など)、スマイレージや娘。10期オーディションに参加が許されたもののハロプロ自体改編されていた頃。スマイレージの戦略として停滞するなかでオーディションはその改編の一端であったのだろう。オーディション開催の一因に小川も含まれているがすでに5月時点でスマイレージは岐路に立たされていた。


『if』オーディションせずに研修生から上げたら。最有力はやはり佳林だったろう。あとは田辺、娘。加入前だから工藤。
一般公募ならそりゃ娘。希望するわな、タケの言葉借りるなら「好きだから受けた」物好きなサブメンバーたち。単純にスマイレージに入りたい5人が集まった、それは初期メンバーを混乱、幻滅させたつう。
表向きは「増やしましょうか?」ノリな寺田発表。佳林を投与出来なかったのは大人の事情や。小田、宮崎、藤井、室田ら落選者でJuice結成出来たけど。まぁサブメンバーは自虐ネタにしてるくらい世間から批判を浴びてしまう。
竹内朱莉
田村芽実
小数賀芙由香
中西香菜
勝田里奈
寺田光男


すでに決まっていた小川紗季の卒業、これは驚いた。
まぁ当時のYマネの指導見てるとそりゃ脱走しようとしたくなるわつう。
寺田も小川を誉めてたね、投げ出さず決められたライブまではやるんだからと。とはいえ8月24日発表の8月27日卒業と即日脱退みたいなもんで、まぁ表向きには増員に不満を示したみたいにも感じたが実際問題、震災直後くらいからハロメン全体に不安感を抱いてたから予想外とも言えなかった。別にアイドルじゃなくともあの頃は気が滅入りそうではあったが。
普通の女の子に戻りたいという理由もたいてい芸能界に未練たらたらで復帰しちゃうもんだが今んとこそれがないのは芯がしっかりしてるっちゃしてる。

有頂天LOVEのリリース。
そこから8月27日までまさにあっという間。

端折るが9月には小数賀さん離脱。7人でリスタート!
サブメンバーが正規メンバーになるかならんかつう企画(笑顔うPキャンペーン!こそ出来レースに過ぎない)が9月18日発表。そもそも笑顔キャンペーンと違い成果がはっきりしないし。

って前田憂佳10月25日卒業発表。

まぁ彼女もそもそもアイドル向きな考えではなかったゆうかりん、それでも7年?アイドル貫いたんだから大したもんで。
スマイレージはゆうかりん卒業で終わったと、過言ではないでしょ。そりゃスマ6が好きなやつは好きだろうけど。
佐吉、ゆうかりんの卒業は少なくとも私の興味を半減させた、まぁ私だけではないだろうけど。
サブメンバーが正式なメンバーになる(10月16日)のを見届け10月25日に卒業を発表したゆうかりん。12月31日、当時はカウコンないからFC限定イベントで卒業。

目まぐるしい2011年は激動の年に終わり2012年から新たに6名体制に。
和田彩花
福田花音
中西香菜
竹内朱莉
勝田里奈
田村芽実
2012年~2014年までわずか2年半ばかしながらスマイレージは苦難を味わう。

スマ6。
この時期に歌唱面で急成長したのがあやちょでしょうか。
菅井ちゃんの鬼レッスン。

グループとして、個人として成長していくなかで、ステージは楽屋もないライブハウスや素人がライブやれるキャパのライブハウスに。
他グループが海外に行くなか結局スマイレージとしては一度も海外には行けなかった。

2014年7月15日には初の武道館公演(一般客に森戸、広瀬、井上、小片など後のハロメンも多数参戦)。47都道府県でのライブ達成。
そんな成果も事務所の戦略としては脱『つんく♂』だったのだろうか。

グループの岐路に必ず関わってきたつんく♂Pの病気、プロデューサー退任は『スマイレージ』という名前さえも否定されメンバー発案のように改名、増員が発表された2014年9月24日。和田や福田が『スマイレージ』を『つんく♂P』を捨てたかのような演出は今思えば頂けん。

2014年10月4日には3名の研修生が昇格。
和田彩花
福田花音
中西香菜
竹内朱莉
勝田里奈
田村芽実
室田瑞希
相川茉穂
佐々木莉佳子

2014年12月17日、アンジュルム改名が発表。
2009年4月4日、結成から5年8ヶ月、スマイレージはそのユニット名に終止符を打つ。

アンジュルムとしての活動は周知の通り。改名が正解か不正解かはあやちょが語る。

引用
アンジュルムとは
グループとは

みんなといつまでも夢を追いかけたい。そんな思いをどこかで抱きながらも、アンジュルムの在り方が自分の中で変わっていきました。

「アンジュルム」は、私がグループから抜けたとき(オリジナルメンバーがいなくなり)本当の意味でアンジュルムになると考える自分がいました。スマイレージからアンジュルムに改名した意味作用がここで働くのだと。

引用了。
深いね、ここからがアンジュルムのスタートになるわけで。


かなり端折ったがスマイレージの歩んだ5年8ヶ月はあまりに短くたくさんの『if』を感じる。
ただどの分岐点をどの道に歩もうが結局はアンジュルムに改名していたんだろうし歴史は変わらない。