彼の愛した女性もまだそこにいる。彼の手助けがあれば、彼女はまた心を開き、女らしい愛が輝き出すはずだ。よく聞かれる不満のいくつかをあげてみよう。
その時から、スーザンが特に頼まなくてもビルは白然に彼女をほめるようになった。時々忘れてしまっても、スーザンが頼めば、にっこりしてほめてくれた。このビルとスーザンのエビソードを、トムとの関係に悩んでいたメアリーに私が話すと、メアリーの抵抗が嘘のように消えてしまったのである。
スーザンのように彼に協力を頼むのは、なにも愛をせがんでいるのではないことを理解し。メアりーも納得した。しかし、結婚してしまうと、とたんに男の口数は減る。