こにゃにゃちわ!
 
 
卵醤油ご飯
→☆☆☆☆☆

 
 
醤油ご飯
→☆☆☆☆

 
 
ご飯
→☆☆☆

 
 
卵ご飯
→☆

 
 
 
…ってくらいご飯と醤油が大好きなどうもKYです。
 
 
 
北京に留学したことがありまして、そん時にメッチャ恋しくなったのがニッポンの醤油でした。特に密封ボトルの醤油はバカ舌の私でも違いが分かるほど美味しい。
 
 
 
 
中国にもモチロン醤油はあるんですが、中国のはコクと香りが単方向にガツンと突き抜けて刺さる感じで(直線的なレーザー)、ニッポンのはコクと香りが多方面に複雑に絡んで口中に広がる(爆心地から円形に広がる)…とでもいったところでしょうか。
 
 

 
 
 
もちろん日本にも中国にも醤油は色々あるんですが、私が言ってるのは普通の売店やスーパーで普通の価格で売ってるような醤油のことです。
 
はま寿司や、修学旅行で行った京都の醤油醸造所くらいでしか、特別な醤油に触れたことがなく、マニアックな知識も一切ありませんが、そんな私の舌でもハッキリと分かるほど、日本と中国の醤油は違います。
 
 
 

 
 
 
…しかしまぁ無い物ねだりと言いますか、中国にいる時は日本の醤油があれ程恋しかったのに、日本に戻ると今度は中国の醤油が恋しくなったりするんですよね~。
 
話は飛びますが、中華料理と中国料理の違いってご存じですか?
 
中華料理→日本人向けにローカライズされた中国の料理。
 
中国料理→ローカライズされていない本場中国の料理。
 
代表的な中華料理は中華丼、天津丼など。中国にはありません。
 
逆に中国には日本丼(日本盖飯)なんて物がありました。頼んでみたら、親子丼から鶏肉を抜いたような訳の分からん丼モノでした。
 
 
 
…でですね、話を戻すと、中国の醤油をガツンと味わいたくなったら、中華料理店ではなく中国料理店に行く訳です。そう、店員さんがカタコトの日本語で接客する感じの、焼き餃子はないけど水餃子はある感じの店です。
 
 
 
はてさて、なんで急に醤油の話になったかってーと、ツイッターで某茂YANパイセンが推してたラーメン食ったらめっちゃ中国の醤油を思い出したからです。
 

 

 

 
新福菜館、本場は京都ですが、私が行ったのはアキバ支店。
 
 
 
 
駅チカながらも雑踏から外れた所にあるのに、ちょっとした行列が出来てる時点で期待度急上昇。
 
店内にはカウンターはなくテーブルのみ。
 

 
 
ちゃんと飛沫防止のパーテーションが設置されていて、かつ世の中はコロナどこ吹く風モードにも関わらず、相席は一切させない徹底ぶり。おかげで待たされはしましたが広々と食事が出来ました。
 
真昼間でしたが、回転が速く10分ほどで席に案内され、それから5分もたたずに着丼。頼んだのはラーメンとチャーハン。
 
 
お昼のメニューはこの2種類とトッピングしかない。餃子も食べたかったのでちょっと残念でした。ちなみに入店した方々の100%がラーメンとチャーハンの両方を注文してました。
 
 
 
…さて、気を取り直して、まずはラーメン。
 

 
 
HPでは「コッテリな見た目からは想像できない程のアッサリさ」とありましたが、お味の方はいかに、とスープをひと口。
 
 
 
 
 
 
 
 
ガッツーン
 
 
 
 
 
 
おいこれどこがアッサリやねん。
 
喉突き抜けて脳天直撃したわ。
 
そしてすぐに「これ中国の醤油をさらに煮詰めたやつだわ」と腑に落ち…いや五臓六腑にしみわたりました。
 
もしかすると「アッサリ」という言葉で、日本の醤油のような複雑な華やぎではなく、中国醤油のストレートさを表現したかったのかも知れません。後半からは酢を多めにかけることをオススメします。決してまろやかになるのではなく、暴力的かつ直線的な醤油の味がさらに太くなります。
 
 
 
次にチャーハン。茂YANパイセンはチャーハンも特徴的と言ってましたが…
 

 
 
ひと口食べてニヤリ。これはもう完全にサンショウですわ。
 
サンショウというとピリっとした辛さを想像する方もいらっしゃるかと思いますが、このチャーハンに入ってるサンショウは粉タイプではなく粒。ピリっとはするものの決して辛くはない。
 
醤油でガツン。サンショウでピリ。
 
交互に食べ進めて行っても常に一口目のような新鮮な刺激が脳に行き渡り…って殺す気か!いいぞもっとやれ。
 

 
 
…気づいたら完食してました。これは中国製…否中毒性を計算に入れて設計されたラーチャーセットです。
 
こうして今日もまた1人、新福菜館の患者が増えたのでしたとさ、めでたしめでたし。

 

ほいだら、またヾ(≧∇≦)