確認したところ、「トリシャンク」(三鈎)が昇天して「南十字星」になった、
という話は、単なる俗説のようであり、実際の『ラーマーヤナ』の記載は、
「viśvāmitra」(牛)が、南方の道に位置するところの、「sapta ṛṣīn aparān」
(別の七人の聖仙)を造り、さらに星々の一族を造って、その領域(?)に、
「トリシャンク」(三鈎)を留めた。こうなっており、「南十字星」は出てこない。
#ここで、「sapta ṛṣīn」(七人の聖仙)という言葉は、インドに於いては、
#自明のものとして、「北斗七星」を指す。したがって、言っているのは、
#「南方の道」に、もう一つの「七人の聖仙」(北斗七星のような星座)を、
#造った、ということである。これは…中国で言う「南斗六星」と見てよい。(※「Uttara Aṣāḍhā」(斗)だ)
* * *
ところが、Syriac Bibleの地名の【KW十】(クタ、537)は、まさしく、
其の「Uttara Aṣāḍhā」(斗)=【ΣBOMAA】(七百、537)に重なり,
しかも、【QYΘA RBA】(大夏、537)=「バクトリア」に重なるのだ。
「バクトリア」こそが、「ktt」(倭、1030)なのである。其の地の首長が、(※「小さき者」の意)
「迩藝速日」(勝速日)=「大物主」=「トリシャンク」(三鈎)、という話。
即ち「Ρωξ ά νη」(1019)、【ANΣY KW十】(クタの人々、1019),
「ktt」(倭、1030)=【KW十A】(梟、539)=【XMΣYN】(五十、539),だ。