その昔、チャールズ・モスさんが建設に尽力したことから
モスと呼ばれた港町は、現在モス・ランディングとなり、
野生のラッコで有名。
サンフランシスコから南に車で2時間弱走ったところにあり、
近くまで行ったので、ちょっと寄ってみました。
港に入る道で不思議な標識に遭遇。
なんのマーク?!
よく見ると、SEA OTTER XING(ラッコが横切ります)と書いてあります。
え?ラッコが車道を横切るの??
そもそもラッコって陸に上がって歩く(這う?)の?!
しかもそのイラストの感じで?!
どうやら本当にラッコが事故に遭っているらしくて、
あちこちに「ラッコに注意」の看板が。
水族館で貝を割るかわいい姿しか見たことがなかった私は、
狐につままれたような気になるばかり。
おまけにいくらラッコで有名だといっても、
そんなに簡単にラッコに会えるはずもなかろう、と
やや斜めに構えつつ、海に出てみると。
あ、ラッコだ(右下の黒い点)。
ボートが爆音を立ててそばを通り過ぎても我関せず
波に飲まれているように見えながらも、
岩場に貼り付くムール貝を取って、ガシガシ割って
ワシワシ食べるラッコに脱帽。
かわいらしいというより、たくましく生命感に満ちた感じ。
見た目、ふわっとした感じではなく、ちょっとぬるっとしてます。
15分くらいの滞在中、肉眼で7匹確認。
モス・ランディング、看板に偽りなしのリアルラッコ天国なのでした。