ランチ主任が病気をし、最初の店長から連絡が来なくなってから、毎日毎日その話をみんなにする日々が続いた!!
そして、一日中、携帯をチラチラチェックしている。
携帯って、そんなに気になるものかなぁ?
でも、私も恋をした時には、ライン来てるかなぁとか来てないかなぁとか気にしながら、来ないと不安になったりした経験はあるから、分からない気もしない。
でも、ここは仕事場だ!
仕事している時くらいは、携帯を見るのをやめようよと思った私がいた。
そして、従業員の更衣室は、ロッカーがない。
クリアケースにカバンや衣服をいれて、靴は靴棚に置く。鍵はない、みんなの出入りは自由。
ある意味、財布や携帯もおきっぱなし。
最初の店長から、貴重品は持ってこないようにと言われていたから、私は最低限の1000円だけしか持っていかないようにしていた。1000円なら無くなってもわかるし、まかないは出るからお金は使わない。
でも、携帯は、何かあれば連絡で鳴るから、必要だからカバンの中に入れていた。
最初におかしな事に気付いたのは、私が出勤して、仕事の靴を履こうとしたら、靴のいつも同じ位置に名札をつけて帰っていたのに、いつもの位置じゃない所に名札があった。
靴の中に名札が落ちていた。
また次の時には、その名札が、違う人の靴の中にあったり、私が、名札をつける位置とは全然違うとこについてるのが、何回も続くようになった。
でも、あえてその話には触れなかった。
そしたら、ランチ主任が自ら暴露してきた。
私の娘がクリーンちゃんの休みの日にクリーンちゃんの仕事靴はいてるよ。と。
えっ?と私。
だから、靴につける名札がずれてるんだ。と思った。
ランチ主任が自分の娘に靴買いなさいと言ったらしいけど、聞かないらしい。
そして、休みの人の靴を順番に主任の娘が本人の許可なく勝手に履いている。
ありえない話。
誰かが知らない間に勝手に靴を履くのは気分は良くない。むしろ同じ従業員でも、なんか嫌だ!
そんな嫌な感じを受けた日から何日か経った。
ランチ主任はまだ連絡が来ていないらしい。
夜の主任から奇妙な話を聞いた。
クリーンさんの携帯、ロックがかかっている!!とランチの主任が、夜の主任に言ったそうだ。
それを聞いた夜の主任が、慌てて私に電話をしてきた。
クリーンさんって携帯ロックしてる?
うん、なんでですか?と私。
ランチの主任がクリーンさんの携帯触って、メールを見ようとしたらしく、ロックがかかっていたと言ってたよと聞いた。
その瞬間、寒気がした。気持ち悪い。
娘も勝手に靴を履くし、親は親で、カバンをあさって携帯を覗こうとするとは、親子で頭おかしいんじゃないか?と思った。
夜の主任に、私これから携帯持っていくのやめますね。知らせてくれてありがとうございますと電話を切った。
なぜ見たのか?も夜の主任と予測できた。
なぜなら、ランチの主任がなぜみたがったかの内容まで自ら暴露したからだ。
ずっと、最初の店長からラインがこないから、もしかしたら、クリーンさんとラインしとるんじゃないか?
それに、連絡とっているんじゃないか?と携帯の中身をいろいろ見たかったらしい。
ありえない!本当にありえない!
だって、私の携帯は、カバンの一番下に入っていて、さらにファスナーが閉まっている。その上に、洋服がのっている。
すべてどかして、さばくりまくったに違いない。
お金は取られていなかった。私がホールに出ている間にされた。
店長への執着が凄すぎて、そして恋をしているせいか、やっていいこと、いけない事の区別がつかなくなっている。
いや、もしかしたら、私たちが知らなかっただけで最初からこういう性格なのかも。
思い返して見たら、こないだ誰と何してた?とかの私の身辺状況を知りたがる癖がある。私に限らず、いろんな人のもそうだ。
この人とは、距離を置かなきゃ。自分の身が危なく感じてきた。
そこから、私は、逆に試して見た!
私のタイムラインもすぐ読むしスタンプも押して来たこともある。
私のラインの壁紙が変わっても敏感に反応する。
ならば、ラインの一言に!
勝手に人のカバンさばくって中身をみるなんて最低!と書いといた。
翌日、ランチ主任の横を通るとき、私は無視して通ろうとしたら、すごく小さい声でおはようと言ってきた。振り向くと、顔は反対側を向いていて、なんかやましい事があるようような感じ。
この人わかりやすいなーと私は思った。
でも、今日一日、ずっと顔を背けていた。
私もさすがに心の底から怒っていたので、喋りかけてきても、無視しようと決めていた。
しかし、話かけてこなかった。
私のラインの一言は消さない、あえて消さない。
小さな反撃だから。
その翌日、朝おはようございますと言ってランチ主任が近づいて来た。
そして、最近さぁ、私のカバンや服がうごいているの。なんだか気持ち悪い。
え?そうなんですか?と私。
ちょっときてと更衣室に連れていかれて、不気味だから、私はここに置くと大げさにやってきた。
私は内心、あんたでしょ!と思った。
そして、ランチ主任は話を続けた。
正社員の男の人が女子更衣室出入りしているから、その人だよ、気をつけてとか色々言ってきたので、嘘つけ!人のせいばっかりして、話作ってと思ったので、もう聞きたくない!気持ち悪いと言って私は逃げた。
でも、ラインの一言は消さない。
心が痛くなって欲しかった。主任のいけない所に刺さって反省して欲しかった。
でも、ランチ主任は直らない。
どこまで、曲がっているのだろう。
そして、主任がついた嘘、ずっと支配されていたバイキングのバイトの中にキーパソンが現れることに。
つづく