おはようございます。一昨日仙台に来て、昨日はハーフマラソンを走り、帰宅しました。帰りの新幹線(はやぶさ)も混雑していました。仙台から自宅までも3時間少しなので、混んでいてもそれほど苦にはなりません。学生時代に特急に乗れずに、急行で6時間かけていたのに比べると、天国です。今は時間をかけるところにはかけますが、「時間をお金で買う」という感覚なので、「速さと正確さ」を求める場合には、ちゃんとコストをかけて対応しています。これは「仕事」にも言えることです。
ところで、仙台への行き帰りで、ヘッセの随筆集、辻先生の「フロー・カンパニー」、HBSの今月号「破滅的イノベーション」を読めました。辻先生は、白石先生とは違う視点(医者として)から、どうすれば個人と組織が生まれ変わるのかを書いているので、スラムダンクの勝利学以来、時々参考にしています。今回のフローに関する記述は、白石先生の内容とほとんどかぶっている内容でしたが、自分が考える「視点」ともあっていると思われたので、確認という意味では、参考にした甲斐がありました。
ただ「フロー」を「Flowから(華)」と定義しているのは、さすがだと思いました。言葉ひとつのとらえ方で、物事の本質、見方が変わってきます。自分自身も気をつけないといけないことに、まず「左脳」で考える癖があることです。いきずまった時には、右脳で「Break through」する癖をつけないと、どうどう巡りになるかもしれないとも思いました。
色で判断する、匂いで考えると五感を動員して、物事にあたらないといけません。HBSの破壊的イノベーションは、まさに「左脳」ですが、ヘッセに触れるのは、「右脳」でもあるので、いい意味で、骨休みになったのではと思いました。
今日の自分への言葉:「昨日想ったことに、現代人には毎日、新聞も読まない贅沢も必要」