おはようございます。小沢判決が無罪になり、司法上でひとつの区切りになりました。強制起訴も凄いと思いましたが、彼ほどマスコミに嫌われている政治家はいないでしょう。今のご時世に政治家に「清貧」を求めるか否かは分かれるところですが、政治家が「チェンバレン」のような政治家が理想なら、その国は滅んでしまうでしょう。
ところで、昨日はあるクライアントに行きましたが、正直がっかりさせられました。スタッフクラスはいい人が揃っていますが、それを束ねるミドルマネジャー、そしてシニアクラスの役員レベルが主体性を発揮していないので、決算すらままならない状態でした。新しく入社した工場長候補の方も、「Hands-on」で仕事ができる方ではないらしく、スタッフの方々の支援も得られず、シカトされている状態だそうです。この方は修羅場を経験していないので、おそらく3ヶ月以内に辞めることでしょう。
本社の意向、そしてアジアパシフィックの思惑、そしてローカルを束ねる人がおらずダッチロール状態では、責任と権限の所在が明確でなく、またゼロ以下からの出発であり、それなりのできる若い社員は辞めてしまうでしょう。
「思い」「志」がないシニアクラスの社員ではスタッフはしらけてしまいます。自分の居場所がある、逃げ腰の人、言葉だけの不退転の決意では、こういう会社を立て直すことはできません。それにしても「いい会社」だったので残念です。
今日の自分への言葉:「再生のプロに任せたほうが上手くいく」