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今日の東京はものすごい雨と雷、そして一部では雹(ヒョウ)も降ったらしい
(夏に冷たい氷のかたまりが降るなんて!未体験でニュースを見るたびちょっとうらやましい気持ちも・・)
さてさて。
先週の連休中に、43歳の誕生日を迎えました
コガネムシと一緒に(笑)
誕生日前日は、イヤーコーニング インストラクター仲間のAKIちゃんのお家で交換セッション♪
セッション後に食事して23時半頃お店をでて、秋葉原で総武線に乗車。
空いた電車の中で、床に、存在感のある緑色のものを発見。
ぎゃ~、虫!
潰れてるのかと思いきや、ちょっと動いてる・・
・・と私の後ろから続いて何人か乗って来たので、
とりあえず潰されないよう持っていた小型スーツケースと私の間にスペースをつくり、ヤツを保護。
おそるおそる見ると、後ろ足がちょっと曲がってる
ああ、なんてこった・・
なんで乗ってきちゃったの・・
すぐにお茶の水に着いて、中央線乗り換えのため下車。
一旦降りかけたが、このままだと誰かに踏みつぶされる可能性大
あぁぁぁどうしよう・・
紙を持っていれば、すくって乗せようと思ったが無い。
仕方ない・・
降りながら、コガネムシの上からハンドタオルをすっと撫でるように滑らせた。
これでダメならもうゴメンナサイだ。。
・・・とタオルを見ると、しっかりとくっついている
『ぎゃ~~~、ついてる!』
(どうしても虫が苦手なので、自分でやっていることとはいえドギマギ・・)
タオルにしがみついたコガネムシと共に、ホームへ。
自販機があったので、その陰にタオルを振って、彼を落とした。
少し様子みていたが、ひっくり返ったまま起き上がらない
・・・と、目の前に乗りたかった中央線が。
これを逃すと、帰宅が遅くなる
乗りたい
数秒間、葛藤し、中央線を見送った・・・
・
置いておいたら、このコはきっとホームで死ぬ
せめてどこか緑があるところへ連れていこう
ホームを見渡しても、そんな場所はどこにも無い
仕方ない、私の駅まで連れていくしかない
再び、ひっくり返ったコガネムシの上に、そっとハンドタオルを近づけると、すぐにタオルにしがみついてきた
潰さないように、タオルの端を合わせて袋状にし、手にぶらさげ、
次に来た各駅停車に乗車。
空いた席に座り、右手で小型スーツケースの取っ手を持ち、ミニタオルを持った左手は不自然に宙に浮かせている、怪しい私
30分後、駅に到着し、数分歩いたところにある公園へ。
おそるおそる、ミニタオルを開くと、居ない。
あれっ?どこかで落とした?
隙間から逃げた?
・・と思いながらタオルをしまおうとしたら、端をつまんでいた指に、当たった固い甲羅の感触。
『きゃ~~!!居た!!』 (3度目の心の中の叫び)
目の前の花壇で、タオルにしがみついたコガネムシの顔の目の前に葉っぱを近づけるが、全く動こうとしない
葉っぱじゃなくて、花の方がお好みなのかと思い、
マリーゴールド?の花に近づけてみたが、花を避けるように、タオルをのぼろうとする
何度やっても同じ
まじか・・・・
どうしよう・・
暗闇の中で、タオルをヒラヒラさせながら、花壇を覗き込んでいる、怪しい女性の背後を、駅から家へ向かう人が何人も通り過ぎていく・・
10分ほど時間が過ぎ、
困り果てて、心の中で話しかけた
『ごめん、うちに連れて帰るわけにいかないんだよ
あなたにとっても、自然の中に居る方が良いんじゃないかな・・』
・・・と、その後、ようやく、葉っぱに前足をかけてくれて、無事にタオルから葉っぱへと、移行完了
時計を見れば、深夜12時はとっくに過ぎ。
43歳の誕生日は、こうしてコガネムシと共に超えたのでした
前置き話?が長くなったけど、
43歳の誕生日を迎えて思うのは、
『幸せだなぁ』
『ありがたいなぁ』
ということ
色々なものと繋がっている感覚が、年齢を重ねるごとに強くなっている
ちなみに話が変わりますが、
先日の夏至前後の怒涛の出来事の記事の中でちらっと書いた、
頭痛が治った、不思議な出来事。
それは、自分の心臓の音を聞いた、ことにより、起こったこと。
私の心臓音が、録音されたCD
去年の10月、一人旅で訪れた瀬戸内の、豊島(てしま)で、録音したもの。
フランス人アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)の、『心臓音のアーカイブ』。
それは、世界各国の人の心臓音を集めた、アート作品。
6年前の瀬戸内国際芸術祭(第1回目)で瀬戸内を訪れた際に、存在を知り、しかしどうしてもその時は時間が無くて行けず、昨年念願かなっての訪問でした。
希望者は自分の心臓の音を録音し、作品に加えてくれるので、参加。
22617
が私の心臓音です
(現地にいって番号を指定すれば、いつでも心臓音を聞くことができます)
作品は、
真っ暗闇の中で、心臓音の強さにあわせて、部屋の中に一つだけつるされた電球がパッと光る。
世界各国の人達の心臓音が、壁のスピーカーから大きな音となり、耳に聞こえ、そして身体に振動として伝わってくる。
心臓の音の大きさも、リズムも、人によって全く違う。
様々に変わる心臓音に身を委ねながら、あの時、暗い部屋で感じていたのは、
心臓が、身体を生かしている
ということ。
(当たり前のことなんだけど普段あまり意識していない)
脳死では死なないけれど、
心臓がとまったら、人は、死ぬ。
心臓が全身に血を巡らせ、循環させることで、生かされている
私が、心臓音のアーカイブで聞いた人の中に、
きっと、もうこの世にいない人もいる
身体は有限なので、いつかは心臓は止まる。
それは自然なこと。
今、心臓が動いているという、奇跡
『心臓音のアーカイブ』で、強烈な感覚をもって感じたこと。
(頭で理解するのとは違い、感覚としてガツンと感じれるので、
気になる人はぜひ、を訪れてみてください♪)
ちなみに豊島を訪れてから半年。
心臓音を録音したCDを、いつも見れるところに置いてあったのに、何故か開封せずに、ずっと放置。
先月頭痛があったときに、
ふっと、目の前にあるCDが目に入り、封をあけて取り出して、聞いたのでした。
今は、たまにふと気になったときに、自分の心臓音を聞くことがありますが、不思議と癒されます
ちなみに、
誕生日前日にAkiちゃんと行ったイヤーコーニング交換セッションは、スペシャル特別バージョン
翌日の朝起きたら、肌がつやつや&ピカピカに
(写真は別途upします☆)
肌だけでなく、色々なものが浄化され覚醒します