久々の更新です。

今日、日付は昨日、ニュースキャスターとしての仕事を終えました。

1月末の番組の終了に伴い、僕も離れることになりました。
月・火曜担当だった僕は、一歩先に離脱。


キャスターとして何も出来なかった僕を起用してくださり、記者としても取材に行かせていただき、原稿を書くことも初めてのこと。
ド素人だった僕に、色々な経験をさせてくださいました。

スタッフの皆さんの理想とするキャスター像に最後まで追い付けなかったな、という感覚だけが残っています。

楽しいことも山ほどあったはずなんですが、悔しさと反省だけが心に残る。
どんな現場でもそうですし、この現場も例外ではありませんでした。
この世界で生きる人間の宿命ですね。



最終回の1月27日、日中からずっと心落ち着かず、ドキドキしたまま原稿チェックしていました。
NEWSエリア便デビューの日以来の緊張だったように思います。

未熟なキャスターながらも、一丁前に視聴者の皆さんに挨拶させていただく時間を番組内に設けていただき、感謝しています。

撮って出しのネタもあり、バタバタとしていたので、いい緊張感の中、感傷に浸る暇もなく、番組の終了を迎えました。
ホッとしました。
思いの外、終了直後は平常心でした。
「意外とへっちゃらだな」と思ってました。

しかし、番組終了と同時に、スタッフの皆さんが総動員でスタジオに。
絶対泣くまい、というか、平常心で局を後に出来るものだと思い込んでいましたが・・・スタッフの皆さんの顔を見たらダメでした。

反射的に涙が出てきました。
半人前のキャスターをこんな風に送り出してくださるだなんて想像もしてませんでしたから。

おまけに身に余る豪華な花束まで!




最後はNEWSエリア便で、キャスターを務めるようになってから、初めての集合写真。
もうグシャグシャで笑えませんでした。
すみません、諸々あって、写真はアップ出来ませんが。


この番組のレギュラーが決まったときに、こんなフィナーレが待っているなんて想像もしていませんでした。



1日緊張して過ごしてましたから、色々なこと、今日は見えていませんでしたが、自宅に帰り、少し冷静になって、あぁ、もうあの席には座らないのかな、とか、あの空間には入らないのかな、と、変に思い出し、浸ってしまいます。



2年10ヶ月、スポーツ担当として、沢山のスポーツのイベントにお邪魔しました。
沢山の方にお話を伺い、沢山の表情に出会い、沢山取材協力していただきました。

本来であればそれぞれにご挨拶したいところですが、それは叶いません。
こういった形で申し訳ありませんが、御礼申し上げます。



今年度に入り、学生時代を過ごした鈴鹿のNEWSにも触れることになり、懐かしさと嬉しさを味わいました。
まるで故郷に帰って来たような感覚になりました。



またいつか、放送エリアの皆さまと、何らかの形で触れ合えるよう、戻ってこられたら幸せです。



長かったようでアッという間の2年10ヶ月でした。
CTY、CNSのスタッフの皆さん、カメラマンさん、共演させていただいたキャスターのお二人、そして、放送エリアにお住まいの皆さん、本当にありがとうございました!


感謝!