オリンピックの正式種目の残り1枠をかけて、いよいよ3種目まで絞られました。


レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュ。


オリンピック種目として認められるためには、各種目、知恵を絞り、様々な工夫をしているようですね。

場合によってはルールの変更まで。



柔道のカラー道着や、ロンドン五輪で様々な協議で見られた『チャレンジルール』のように時代と共にルールが変わっていくことは、ごく当たり前のこと。

しかし、日本人の感覚として、あのカラー道着に違和感を覚えたのは今でも鮮明に記憶しています。
『チャレンジルール』もどこかテレビゲームのようで、生身の人間がプレーし、生身の人間がジャッジする、スポーツならではの面白さに水を差されたような気もしました。


これだけではなく、恐らく僕の知らない競技の知らない部分で、専門家や競技者、ファンを裏切ることになったルール変更もあったんじゃないかと推測してしまいます。


これは、あくまで五輪競技の中での変更だったものが殆どだと思いますが、今回のように五輪への参入・残留を目指してのアピールのための変更があったのが、個人的にとても気になりました。



今回野球は、本来の9回制から7回制へ変更した上でということでしたが、やっぱり気になりますよね。

ジュニア世代の大会や草野球以外で7回制なんて聞いたことがない。

これで野球の魅力を100%残せるのだろうか?
野球その物の性質が変わってしまわないだろうか?

そこまでして五輪競技に拘るべきなのだろうか?

野球の伝統はどうなる!?



国際舞台での野球の大会は、一野球ファンとしてもちろん興味がありますし、楽しみです!
ですが、そこを変えてまで五輪で行われたとしても、野球ファンとして望む野球は、既にそこには存在しないのかな、と感じますね。