しまったっ!!


や、やられた…。




まさ蚊、あの野郎…こんな時期にここへ入り込むなんて…。





完全に油断していた。







それにしてもなんという正確な攻撃力を持った奴だっ!


狙ったところを確実に捕らえてくる!





やつの右足中指への攻撃で俺は完全に目を覚ました。



信じられん!
まさ蚊、こんなところを…。



足の指への攻撃がどれだけ大きなダメージを与えるの蚊…奴は戦い方を知っている。









す、すまん。
実は、やられたのはそれだけではないんだ。





左の掌も…うっ…。


こんな箇所を攻撃されたのは初めてだ!!

未知の攻撃に俺は手も足も出なかった…というより、手も足もやられちまった…。






どうする?



いったいどうすりゃいいんだ!?










や、奴は…まだこの中にいる…。



へっ、ちくしょう!
長くなりそうだぜっ!!




望むところだっ!!
やってやるぜっ!













うりゃーっ!
出てこい、蚊よっ!!