空き缶集めているオジサンに話しかけられた。

空き缶を自転車に山積みにしてフラフラ走ってるオジサン。


北京オリンピックの時に比べて缶の単価が下がったとか何とかで、今は大変なんだって!!

ロレツが回ってなくて、正確に何言ってるか聞こえなかったけど、たぶんこんなようなことを言っていたと思う。



僕が「頑張って!!」と言うと「おう」というような感じの言葉を残してオジサンは去っていった。






「頑張って」


何の面識もない、何の接点もない、互いに何も知り得ない2人の間において、何て無責任な言葉を言ってしまったんだろう…。

少し後悔。


立場は違えど、身分に差なんてなくて、なのに、僕が言い放ったのは硬く冷たい言葉。

「頑張って!!」


…無意識のうちに見下した物の言い方をしてしまった。





正直に言うと、そうなのかもしれない。
見下してるのかもしれない。

失礼な話だよね。




「なんでその生活を選ぶのか?」という疑問が、そういう人たちを見る度に湧いてくる。


今の名古屋市のアルバイトの最低時給っていくらなの?

600円?700円?

そんな時給でだって働きさえすれば、今よりも遥かに恵まれた生活が出来るはずなのに…。



ただ、そういう人たちには元エリートが多いって聞いたことがある。

プライドが邪魔するのかな?
今さら、若僧の上司に頭下げられないか…。

分からなくもない気がするけど、きっと僕は分かった気になってるだけだろうな。


彼らは人生の先輩。
そんな社会生活に嫌気が差してあえて望んでそうしているかもしれないし。

こんな事を勝手に文章にしちゃってることもホントは良くないのかな?



でもホントのところは謎だよね。

本音を語り合う機会もないし。







諸外国の難民支援の募金箱を見ると、ついつい反射的に募金してしまう。

何の力にもなれなさそうな僅かな金額。

で、偽善者のフリしてんだよね、自分からは何して良いか分かんないからさ。


お金だけ入れて、人に任せてるの。



情けない。




今、1分1秒争うような難病や食糧難に悩んでる外国の子供達は多いと思う。


でもさ、自分の国(日本)の人たちを守れないのに、そんな国(日本)の人に

「助けてやるよ」

って言われても説得力ないよなぁ、って思ってしまう。



まぁ、向こうの子供達はそんなこと知らないんだろうけど…。



でもその前にさ、もっと積極的に動いたらどうなのよ、国が!

最近ホームレスが減って喜んでます的な記事が新聞に出てたけど、「意地でもゼロにします」って言ってみてよ!!


この不況でまた増えそうだよね。


どーなるの、この世の中。


人間が住みやすくするために作った社会が、逆に人間の首締めてるようにも見えてくる今日この頃…。



も~ぅ、よく分からん!!

けど、このままじゃきっとダメな気がするんだよな~ぁ。