タイトルの通りです。
税理士試験は会計科目2科目と税法科目3科目の5科目を揃えて合格となります。
なかなか5科目揃えて合格するのは、正直ハードルが高いです。
昨年末、ようやく最後の固定資産税に合格し、無事に官報合格しましたので、覚えているうちに備忘記録として試験の記録を残そうと思います。
税理士試験の最難関は、法人税(又は所得税)です。これは間違いない事実だと思います。
自分自身もこれが一番きつかったです。合格できた年は直近3年間で一番手ごたえが無い年でした。合格通知が届いたのを嫁から電話で聞いたのですが、『何故??』という思いが強かったのが印象的でした。
ぶっちぎりで合格する方もいらっしゃると思うのですが、大半の人はボーダーでひしめきあっています。
恐らく、その時は何か光るものがあったのでしょう。。。
・・・とそんな感じで合格してしまったので、何かを残す程では無いのです。
ただ、個人的に思う事は、法人税は実務で必須ですので、勉強する時も実務に結び付けて考える様にし、出来る限り立法趣旨を理解する。という事が出来れば、合格に近付くのでは無いか?と思いますし、昔よりも理論をベタで暗記する様な試験じゃなくなっているので、ボリュームの問題はありますが、一度合格レベルに達したら、そんなに毎年がむしゃらにやらずとも合格レベルを維持する事が出来る科目でもあるかなと思います。
同僚が、法人税はいつか受かる気がするから、先にもう一つの税法に合格したいと言ってたのを聞いて、分からんでも無いなと思ったことを記憶してます。(ちなみに、その同僚はそんな話をしてた年に、僕より先に法人税を合格しました。)
前置きが長くなってしまいましたが、最後に選んだ(選んでしまった?)固定資産税について、です。
合格してしまえば、計算満点取れりゃ合格する!って言えるんでしょうけれど、個人的にキツイなと思う事と、過去の自分にアドバイスできるなら?と思う事を記録します。
個人的にキツイと感じるのは、やはり、取っ付きにくさにあると思います。固定資産税そのものには馴染みがあるものの、計算パターンを暗記するのは、苦行です。。
今なら、何でこんな簡単なもんに時間がかかったんかな~と思ってしまいますが、当時、なかなかこれが頭に入って来なかった。
更に、テキストの薄さでなめてかかってしまうのも大問題でした。過去の自分にアドバイスするなら、ひたすら問題を解け!です。
法人税→固定資産税の流れで勉強したのもまずかったと思います。法人税は理解重視です。それは固定資産税においても同じかも知れないですが、個人的には先に計算パターンを叩き込み、それから理解するという流れがいい様に思います。
固定資産税は、柱が少ないです。法人税と比べると圧倒的に少ないです。
なので、勉強する場合、全体像を把握してから部分を詰めていく作業になります。これが授業でちゃんと先生が教えてくれているのに頭に入らない。
これを克服するにはどうするか??
答えを見ながらでも総合問題から解く!という事が必要と考えます。
正直、学校のテキストの問題集を三周出来れば、ほぼどの問題でも満点を取る事が可能です。
(もちろん答えを丸写しするのを三周ではありません。)
後は、柱となる計算パターンを自分自身で教科書を作成する事です。
これが一番自分のツボにはまりました。まずは教科書の計算パターンを丸写しし、そこに難しい計算パターンや答練で出てくるような特殊論点も肉付けしていく。
これが出来ると、教科書を見なくてもそのノートを見れば問題が解けますし、自分自身で書いてあるから、定着率も高いです。
こうやって、計算が満点取れる様になれば、理論は最低限で充分合格レベルに達します。
当然、理論暗記も必要ですが、理論サブノートを持ち歩いて、毎日の様に読んでいればOKです。
よく固定資産税は、合格レベルにはすぐに達するという言葉を耳にします。確かに計算で満点を取れる様になるレベルという意味では、そうなんだろうと思いますが、例えば、5回総合問題を解いたら3回は満点を取れるレベルになったとしても、合格率は6割です。
更に言えば、2回満点を取れない方に本番が入る可能性の方が高いので、合格率は半分も無いと思います。
僕自身がこんな感じで合格が出来なかったと思います。
問題集3周の話をしましたが、3周もやれば、答えを何となく覚えてしまう事もあるかもですが、5分の5で満点が取れる様になると思います。この解き込みこそが、合否を分けるポイントじゃないかと・・・
他の科目より時間少なくて済む分、他の科目と同じだけ計算の解き込みに費やせると考えた場合、合格率は一気に上がります。やはり、税理士試験、、、簡単な科目と見せかけて、結局一科目にかける時間はある程度必要です。
何回解いても最終値が合わせられるレベルになると、精神的にはだいぶ楽です。(あれもこれもと不安になる必要が無いので)
・・・という意味で、紆余曲折ありましたが、最後を固定資産税にしたのはよかったと思います。
誰かの役に立てば・・・