抗うつ剤の減薬、断薬が不安です(追記あり) | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

コメント欄で「抗うつ剤の減薬や断薬をしたいけれど、離脱症状のことを考えると不安でネガティブなことばかり考えてしまいます。忍さんは断薬する時に離脱症状は出ましたか?」

とご質問いただきました。

今までも同じことを何度となく質問されていますので、記事にしてシェアさせていただこうと思います。

まず、私の経験からお話ししますね。

抗うつ剤を減薬、断薬する時にはほとんど離脱症状は出ませんでした。

私は抗うつ剤がまったく効かなかったので、離脱症状もなかったのかもしれません。

その代わり眠剤を減薬、断薬するのは大変でした。

この大変は、薬の調節が大変だったという意味です。

減らし過ぎると翌日寝不足で辛いのです。

少しずつ減らすんですよ。それでも、微妙な加減で眠りが浅くなったりするんです。

何年も飲んで、脳も身体もその状態に慣れているわけですから、当たり前だなぁと思いながら減らしていました。

さて、本題の抗うつ剤の離脱症状についてお話しします。

抗うつ剤というのはやめる時、リバウンドがあるお薬なんです。そういう薬の性質なんですね(ベンゾジアゼピン系の眠剤も同じ性質を持ったお薬です)

基本はあると考えておくだけでいいと思うのです。

問題は、離脱症状が出た時に自分がそれをどう思うか、どう捉えているか。
そこなんです。

大体の方は「これを切っ掛けにまたダメになるんじゃないか」というような思考に陥りますが、それは自分がその状態にそのように意味づけしているだけなのです。調子を崩している自分にダメ出ししているわけです。

「やめるんだから離脱症状が出るんだな。今はその状態なんだな」

そんなふうに思えばいいだけなんです。


↑にも書きましたが、私は「何年も飲んで、脳も身体もその状態に慣れているわけですから、当たり前だなぁと思いながら減らしていました」というように、特別問題だと思っていなかったのです。

離脱症状を問題だと思う必要はないのです。

離脱症状を問題だと思っているということは

離脱症状が出て調子を崩す自分はダメだと思っているのです。

もっと言うと、うつ病になっている自分もダメだし、薬を飲んでいる自分もダメなんです。

このダメ出しをやめるというのが、うつ病の方の課題なんです。

完璧じゃない自分をどれだけ認めてあげられるか、許してあげられるか。


ダメ出しをしながらでも断薬に成功される方もいますが、その場合は再発することが多い気がします。

認める、許すって簡単に言ってしまいましたが、これは言うは易し行うは難しで大変です。

別に病気の方だけではないです。

自分の嫌いな部分、自分が恥ずかしいと思っている部分、排除したいと思っている部分を認め、許すのって本当に大変です。

私もいろいろやりますけど、認められないことまだまだたくさんありますから。

それでも、これは自分で掴んでいくしかないんです。

私の場合はほとんど、自分を追い込んで苦しくなって、最後は「ああ、もー無理だ。もうやめるしかない」という諦めのパターンです。

その方法は人それぞれだと思います。

心理療法でそこを認められる人もたくさんいらっしゃいます。

これから、私が活動してみなさんに伝えて行くこうとしていることも、自分を認めたり、許したりする上でお役に立てることだと思っていますので、気になる方はこれからもブログを読んでみて下さいね。

ご質問、どうもありがとうございましたラブラブ



追記


課題というと、乗り越えねばならないもの、なんとか解決しなければと力が入ってしまう方もいらっしゃると思います。


もっとちゃんとしなくてはと自分にムチを打ってしまっているかもしれません。


課題があるのは、自分に厳しくするためではありません。


自分に厳しくとは反対に「自分や人にもっと優しくしていいですよ」と教えてくれているのです。


もっと幸せになっていいし、もっと人生を楽しんでいい。


課題はそういうことを教えてくれるありがたいものなんです。


自分をこれ以上いじめないで、優しくできるといいですねラブラブ




今日も読んでいただき、ありがとうございましたクローバー


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