最近、某掲示板やそのまとめサイトでにぎわってる話題の話です。
あるブログの管理人が、愛車のカタナを赤髭に車検をお願いした所、事故を起こして廃車になってしまうという悲劇が起ったそうです。
しかも、その店長は事故であることを隠蔽し、立ちゴケとして話を進めていたり、修理や同じモデルを探すという対応はせずに、買い取り(ただし、買い叩きに近い状態) で済ませようとしているとの事。
謝罪もなく、『本部(本社?) の指示だから後は知らん』 状態との事。
今日、仕事中にそのブログを読んでいたのですが、怒りのあまりイライラしてきました。
そのイライラがだんだんと悲しみやらやるせなさやら、複雑な感情になってきて今に至ります。
詳しい話は、上のザックリとした説明よりも、その本人のブログを読んでもらった方がいいです。
バイクに愛情を持ってる人ならば、同じ感情を持ってるのではないでしょうか?
ぜひ、ググってみて下さい。 分からなければ連絡下さい。
ご存知の通り、赤髭は日本中にある販売店です。
バイクに乗らない人さえも、存在をしっているぐらいです。
それだけあれば、ネットでの『噂』 も仕方がないとは思っています。
そのため、私個人は赤髭に対して、そこまで悪い感情は持っていなかったです。
むしろ、他のバイク屋でもっとお粗末なショップを知っていたので、そこまでヒドイとは思っていませんでした。
今回も掲示板では『企業体質だ』 等々、言われていますが、正直なところ『店長の責任』 と感じています。
おそらく、この店長は本部に報告すらしていないのではないでしょうか?
読んでいて、そんな感じを受けました。
店長にプロ意識が無いんです。
プロ意識があれば、そもそも事故は防げたと思います。(通常押して歩く場所をノーヘルで乗車していたって話ですし)
それに、仮に起こしてしまっても、プロならば最後までキッチリと仕事をします。
相場額をぺラッと払って終わり? そう認識してる時点でサービス業から足を洗って欲しいです。
バイクってのは、高次元でバランスを取っている乗り物です。
車なら多少調子が悪くても、気をつければどうにか乗れる・・・と言うレベルの話でも、バイクはそうも言えません。
サスの動きが渋くなるだけで、バイクは曲がらなくなるし、ブレーキが効きすぎればロックしてこけます。
ただコケるだけなら良いですが、公道でコケたらどうなるか? なんて、バイクに乗らない中学生でも想像できるのではないですか?
しかし、残念なことにバイクショップでそんな当たり前の事を意識して仕事をしている人が少ない気がします。
私も何店舗かお世話になっていますが、本当に信頼できるのはわずか3店舗だけでした。
『納車したバイクが白煙を吹くから、ちょっと調べたらエンジンオイルが入っていない』
『ハンドルの留め具が欠品していて、ハンドルがただ孔に刺さっているだけだった』
『パンク修理を頼んだら、とけたゴムを貼りつけただけだった』
今まで私がショップにやられた事です。
私の周りには、ショップの不手際で事故を起こした人も居ました。
プロとしての魂が無いショップは、今回の赤髭の店長以外にもいっぱい居ます。
そして残念な事に、そういったショップは無くなりません。
何故か? それは、トラブルは”人”が起こすからです。
ならば、そういった魂の無い人のショップを選ばないように注意する必要があります。
そして、ショップを見る目が間違っていなくても、運悪く・・・と言う事もあります。
そういった事にならないように、祈るぐらいしかできないのかな?
今回のカタナの持ち主は本当にお気の毒です。
私もCBRが同じ目にあったら、、、と考えるだけで、赤髭の店長に殺意が沸いてきます。
カタナの持ち主は、心が折れてしまっていて諦めモードになってしまっているようです。
いや、それは仕方ない事だと思います。 なって当然です。
不適切だとは思いますが、『海外に旅行に行った子供が、無言の帰宅をした』 に近い悲しみだと思います。
ただ、こんな草の根ブログで好き勝手に言うだけの自分が言うのもおこがましいですが、ここで負けないで欲しいです。
悪徳ショップ(店長) を、そのままのうのうと営業させておくべきではないです。
また、ここで負けてしまったら、バイクに2度と(当分?)乗れなくなってしまいます。
楽しいバイクライフを取り戻す為にも、弁護士でもなんでも通じて戦って欲しいです。
今回の教訓はバイクに限りません。
どんな物でも、それを大事にする人がいる限り、踏みにじる事は許されません。
そして、踏みにじる人を許すわけにもいきません。
どんな仕事でもプロであると言う認識と魂を持ちましょう。
プロになれない人ならば、ボーっと8時間イスに座って新聞でも読んでればいいんです。