KISS ME | こんな本読んでます。

KISS ME

KISS ME
文 芹生 はるか   イラスト 羽根田実

 あらすじ

 来たら抱くと言っておいたのに、それでも来たのは稔だよ・・・・・・・・・?

 神田で祖父の代から続く古書店を営む青年、東條・・・。

新人賞を獲ってデビューしたての駆け出しミステリー作家の稔は、その店の静かな佇まいと東條の寡黙で知的な雰囲気がすっかりお気に入りで、大学時代から4年以上も足しげく通っている常連のひとりだ。

 ミステリーを書いているくせに怖いものが大の苦手で,おばけも暗いところも雷も嫌いという稔・・・ある日,東條の店で突然の雷&嵐に遭遇、二人は急接近!! 

 じつは、この東條には古書店主のほかにもうひとつ別の顔があるのだが・・・・・・。

 待望の新シリーズ第1弾。


  可愛い・・・主人公の稔の第一印象だ^^; 憧れの葛城高陽(作家名)のことを話すとき、雷に怯えているとき自然に口をついて出てしまう。 く、食われちゃってもしょうがないよね^-^;)?

 

 東京神田に鉄筋コンクリ-ト3階建ての建物を所有し、古書店を営業している東條って一体・・・胡散臭さ倍増・・・そんな東條になついている稔って、狼のねぐらに飛び込んだ兎みたいなもんですね(例え,なんかおかしいなあ^^;

 

 食われちゃっても,もともと優しい東條を嫌いになれない稔が面白い。しかも、出来ちゃってからは、激甘――――――クールな東條はどうした!

 東條の裏(こっちが表か?)の仕事って一体なんなのかは、秘密で^-^)

 お気に入りの台詞をひとつ


「困ったおバカさんだ、このままベッドに行きたいか?」

 両想いになってすぐの台詞です^^;

 でも、愛情溢れる台詞だなって思うんです^-^)v