五年目の恋人
文 桃 さくら イラスト こいでみえこ
あらすじ
『お互いの気持ちが変わらなかったら,五年後のパーティーで会おう――――――』
弁護士の網谷清司が、引き裂かれた恋人・神田尚人と交した約束。
だが、その再会を目前にして青司は、大学生の鷺原礼一をかりそめの恋人として抱きしめる。
別れを覚悟し、わずかな期間に思いの全てをかける礼一。
その真摯なまなざしに青司の心は揺らぎながら、運命の日を迎えた―――。
「永遠の愛」を考える。桃さくらからのメッセージ!
はじめて読んだのは,かれこれ7年ほど前。
後書きの方に書かれてるんだけど、桃さくら先生の所属している同人サークルでメンバー5人でこの本に
出てくる喫茶店「ハーフ・ムーン」を中心に書いたものらしいです。わたしは、先に,同メンバーの七瀬かい先
生のコミックスに載っている作品を読んでいたので、この本を手に取ったのを覚えています。
他のメンバーの先生の本が,この本が出たときはまだ出ていないようだけど,出ているのか,気になります^^;
後で,検索かけてみます^^)ノ
お気に入りの台詞とひとつ
「礼一が好きだ。不誠実でいいかげんで、たった五年間一人の人間を思いつづけられなかった男だが,今おまえを愛しているのは真実だ。おまえを離したくない」
礼一を選んだときの告白の台詞です。
真摯な感じがしてほんとに,好きな台詞です。