このお話は2015年の1月に書いたお話です。

 

 

可愛いニノ潤、書きたくて・・・・


。・:*。・:*。・:*。・:*。・:*。・:*。・:*。・:*。・:*。・

「あ!」

「ん?潤くん、何?」

「今日、乙女座の運勢1位だ!」

携帯で占いを見ていたらしい潤くんが目をキラキラさせながら顔を上げた。

「んふふ、そうなの?よかったね」

「うん、『何をしてもうまくいくでしょう』だって!『新しいことに挑戦してみたら』って!何しよっかな」

うきうきしてる潤くんが可愛くて、俺まで嬉しくなる。

「ふふ・・・・・何かしたいことある?」

「ん~・・・・何か面白いゲームある?」

言いながら、潤くんがコロンと俺の隣に寝転んでくる。

最近また切ってパーマが取れた髪は、ふわふわと柔らかそうだ。

至近距離で俺のゲームを覗きこむ潤くんから、いい匂いがしてドキッとする。

「・・・いろいろあるよ。例えば―――」

「たとえば?」

潤くんが俺の方を向いた瞬間に、その唇を塞ぐ。

「!・・・・・っ、ふ・・・・・」

ゲームを手放し、潤くんの後頭部に手を添えながら、深く口づける。

「ん・・・・・ッ、ぁ・・・・・カズ・・・・」

「・・・・2人で、できるゲーム、とか・・・?」

「これ・・・・ゲームなの・・・・?」

ちょっと不満そうに唇を尖らせて上目遣いで俺を睨む。

そんな表情も俺を煽るだけだけど。

「つまんない?いつもよりも、激しいのにしてみようか・・・?」

耳元に囁くと、ピクリと震える体。

「・・・・ふたご座は、最下位だったよ・・・?」

「ふーん?」

あいにく、俺は占いなんて興味ないけど。

「・・・『欲しいものを、あと少しのところで取り逃がすかも』だって」

「えっ」

潤くんが俺の顔を覗きこみ、くすりと笑う。

「俺、これから旬と飲む約束してるの。たぶん朝まで帰らないから」

「ええ!?ちょっと、潤くん!?」

するりと俺の腕の中から抜け出す潤くん。

「寒くなってきたから、ちゃんとお風呂入ってあったまってから寝てね」

「潤くん!」

「旬と、行ったことない店でも探しにいこっかな。じゃあね、カズ」

ウキウキしながら部屋を出ていく潤くんの後ろ姿を、呆然と見送る。






占いなんて・・・・・・


大っきらいだ~~~~~!!

 

 

 


拍手お礼小話はこちらから↑
感想もお待ちしております!


小話のお題を募集しています!↑