皆さん、アーティストメッセージ観ました???

12月31日に無観客ライブの生配信!

ほんとに・・・・

ファンファーストなグループだよね。

そして潤ちゃん、本当にありがとう。

やっぱり潤ちゃんを好きになってよかった。

 

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茫然としている俺に、カズがくすりと笑う。

「ふふ、可愛いね、潤くん」

「なんで・・・・・」

「潤くんが好きなんだ」

「え・・・・」

「俺も、俺の兄貴たちも」

「ちょ・・・・ちょっと待って、だって俺、男だよ?」

「男だと好きになっちゃいけない?」

「え・・・・」

なんて答えたらいいのかわからなかった。

「言っとくけど、俺も兄貴たちも今まで男を好きになったことなんかないよ」

「え・・・そうなの?」

「ふつーに可愛い女の子が好きだよ。でも潤くんは、ふつーじゃないじゃん」

「どういう意味?」

「女の子よりも可愛いなんて、ふつーじゃないでしょ?」

にやりと笑うカズ。

「二ヶ月くらい前?潤くん、テレビに出たでしょ?合唱コンクールか何かに出て」

「あ・・・・」

そういえばそんなことがあった。

毎年学校で行われる合唱コンクール。

そのコンクールで俺のクラスが優勝し、地区大会でも優勝し、都大会でも準優勝という快挙。

そして全国大会へ出たのだが、その全国大会の様子がテレビで放送されたのだ。

そこでは惜しくも4位という結果だったのだが、俺のクラスが歌っている様子がほんの少しだけテレビでも流されたのだ。

まさかそれを見て?

俺なんて、本当にほんの一瞬映ったか映らなかったかくらいなのに??

「たまたま、4人でテレビ見てるときにそれが映った。しかも4人とも潤くんに一目ぼれした。あの一瞬で。すごいと思わない?」

「お・・・・思う、けど・・・・」

「4位以下は学校名までは放送されなかった。だから必死で調べて探したよ。で、見つけたんだ」

「すごい・・・・ね」

「でしょ?で、潤くんの家の事情を知って、これは俺たちが助けなきゃって思ったわけ」

そう言いながら、カズが俺の手を握る。

「俺たちが潤くんを助けて・・・・潤くんが、俺たちを助けてくれる」

「助ける・・・・・?俺が・・・・?」

「そう。ね、潤くん。力になってくれるでしょ・・・・?」

そう言ってまた、カズは俺にキスをしたのだった・・・・・。

 

 

 


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