このお話、どこまで続き書いたんだっけと今までの小話読み返していたら
遅くなってしまった。
結構書いてたのね。
危いところまで。
まだ最後まではいってないんだな
潤ちゃん総受けのお話って、結局誰と最初に?って悩むから途中で進めなくなっちゃってる気がする。
そのうちちゃんと、続き書きたいな


晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ

 

「お」

「あ」

向こうから廊下を歩いてきたのは、『松本潤』

重そうな参考書を何冊も抱えて白い腕が赤くなっていた。

「それ、どこに運ぶんだ?」

「社会科資料室。先生に頼まれて・・・・」

「あぁ、谷口さんだろ。あの人すぐ面倒なこと生徒に押し付けるから。貸しな」

「あ、でも・・・・・えと、櫻井、さん?」

遠慮する松本の腕から参考書を全部奪い、先に立って歩く。

「お前の腕、ほっそくて折れそうだし」

「折れないよ!・・・・ありがとう」

「ん」

隣を遠慮がちに歩く松本の横顔を、そっと盗み見る。

大きな瞳に、長い睫毛。

そして赤い唇が、はっとするほど綺麗だった。

「・・・・櫻井さんて」

「ん?」

「俺、なんて呼べばいい?智と相葉くんは『翔ちゃん』って呼んでるし二宮は『翔さん』って呼んでるし」

「ああ・・・・別に呼び方なんてなんだっていいよ。お前の好きなように呼べよ」

「え―・・・・じゃあ・・・・・・しょおくん?」

「!!」

「あ、だめ?」

「ちが!ダメじゃない!いい!それで!」

「・・・・そお?」

首を傾げる松本に、ぶんぶんと首を縦に振る。

やばいぞ。

こいつ、全然自覚ないじゃねえか。

『しょおくん』だって

『しょおくん』

可愛すぎるだろ……

不思議そうに目を瞬かせて、じっと俺を見つめる松本。

俺、きっと今顔赤い。

本当にやばい。

こんな気持ちに、今までなったことない。

俺の中で、警笛が鳴った。

もう手遅れだ。

だって、俺の中はもう松本でいっぱいだ。

そして、嫉妬の気持ちが生まれてる。

「・・・・早くね?」

「え?」

「いつの間に・・・・智くんのこと、『智』って呼んでんの」

「智が、そう呼べって」

そういうとこ、抜かりないんだあの人は。

もうスタートですでに差をつけらてる。

でも・・・・・

「しょおくん、智のこと好きなの?」

「ちげぇよバカ」

『しょおくん』呼びが最高に可愛いから、許してやる。

 

 

 


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