第3話です~。
昨日のBET de 嵐、まだまだ語りたかったんですけども、なんか見てるだけで大分満足してしまって。
あの企画、1時間じゃもったいないなあなんて思ったんですけども。
今後も時々やってくれるなら1時間でもいいかなあと思いました。
2時間スペシャルにするとたぶん年に2回くらい?
だったら、もっと回数増やして1時間でやってくれたら嬉しいなあなんて。
今回は大宮コンビと翔潤雅に別れてましたけど、組み合わせ変えてやって欲しいし、ベタ嵐ももっとたくさん質問して欲しい。
できれば2択じゃなくて、自由回答の方が楽しい。
スペシャルでは、またババ嵐も見たいね。
という感じでしょうか。
あ、そういえば潤くんが佐藤さんに『ジャンプ読んでて、意外と普通の男の子だと思った』って言われた時の翔くん!
『5年前、ブラインドみたいなサングラスしてたから!』ってどや顔で。
あれ最高に萌えましたね。
『松本のことは俺が一番知ってる』翔くん(笑)
全体的に、翔潤と末ズに萌えた回・・・・・でした。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
「ファン・・・・だっていうのはわかったけど・・・・」
相葉ちゃんがまた口を開くと、潤がそれを遮るように口を開いた。
「アシスタント、いらない?」
「・・・・は?」
「あのね、カズってすごい器用なんだよ。ゲームとか得意だし、たぶん2人の役に立つと思うんだ」
その言葉に、当の二宮がぎょっとして潤を見、俺たちは再び顔を見合わせた。
「俺ら、アシスタントなんていらないよ?」
「そうそう、そんな大層なもんじゃないし、基本1人でやるのが好きだから。特に大ちゃんなんて、仕事してる姿人に見られんのも嫌がるし」
「でも、雅紀は手伝いがいたらいいなって思ってたでしょ?」
「え・・・・」
「雑誌のインタビューで言ってたじゃん。最近仕事が忙しくって大好きな野球をする暇もないって。だから、アシスタントさんがいたらなって」
「言ってた・・・・けど、でも」
「俺、料理作れるよ?2人のために、料理作ってあげる」
「あ、それは嬉しいかも」
「大ちゃん!」
「だってさ、相葉ちゃんが作ってくれるのはチャーハンと餃子ばっかりだし」
「大ちゃんだってカレーばっかりじゃん!」
「だから、俺が作ってあげる」
にっこりと、魅惑の微笑み。
「で、ここに住まわせてよ」
「「はぁ?」」
「ダメ?」
「ダメだよ!てか、それは無理だよ!もともとここ、シェアハウス用に出来てないからそんなに広くないし、部屋だってない。2人でぎりぎりなのに、あと2人一緒になんて絶対無理だよ」
「雅紀、ケチ」
「ケチってゆーな!」
「掃除もするし、洗濯もできるよ?お買い物も行ってあげる」
「家政婦かよ」
「智も、仕事以外のことで手を煩わされるのは嫌だって言ってたでしょ?俺みたいな家政婦、欲しくない?」
「え・・・・」
その瞬間、潤がふりふりのエプロンを着けて微笑んでいる図が頭に思い浮かんでしまった。
―――かわいい・・・・かも
「ちょっと・・・・潤くん」
二宮が、潤の腕をツンツンとつつく。
「ん?なに?カズ」
「ちょっと・・・・」
そう言って二宮は潤の腕を掴み、席を立つと玄関の方へと引っ張って行ってしまった・・・・。
「・・・・あの2人のこと、調べたの?」
「うん。下調べは必要でしょ?」
ふわりと微笑む潤くんに、俺は確信する。
「・・・・知ってたの?今回の試験・・・・落ちたらどうなるか」
「うん。しょおくんが・・・・地獄へ落とされるって」
地獄へ落とされるということ。
それは、一生閻魔大王の下僕となり働かされるということだ。
悪魔は死なない。
だから、地獄に落とされれば永遠に下僕として働かなくてはいけないということだ。
手足に枷を着けられ、自由を許されない世界。
地獄の業火の元、鞭を打たれながら永遠に働き続ける。
それは本来、悪魔として生きられないもの、悪魔界の落第者に課せられるものだ。
それがどうして、立派な悪魔である翔さんに課せられるか。
それは・・・・
「俺のせいで、しょおくんが地獄に落とされるなんて・・・・そんなの嫌だ」
「潤くん・・・・でも、潤くんに出来るの?人を不幸にするなんて」
「できるよ。絶対、やってみせる。だから、カズも協力して」
「・・・・わかった。潤くんのためなら、俺、何でもするから」
「―――ありがとう、カズ。大好きだよ」
そう言って、潤くんが俺の額にチュッとキスをする。
その笑顔は光り輝く、まさに天使。
悪魔なのに天使の笑顔なんて、おかしいと思うだろうか。
でも実際、潤くんは天使のように優しい人なんだ。
かわいい潤くん。
大好きな潤くん。
俺は、潤くんのためなら・・・・・
「え~~~、やっぱり駄目なの?」
潤が思い切り頬を膨らませる。
をれを見た相葉ちゃんも困ったように頭をかくけれど
「だって、やっぱり無理だもん。ここに2人が住みこむなんて!それにおL給料だって、大ちゃんはともかく俺そんな高給取りじゃないし!」
「お給料なんて、いらないのに」
「え・・・・」
「ま、いいや。じゃ、この近くのマンションに住もうよ、カズ」
「近く・・・・じゃ、隣にする?確か一部屋空いてると思うよ」
二宮が、こともなげに言う。
「え!隣って、確かすごい高級マンションじゃなかったっけ?なんか、高級ホテル並みのセキュリティだとかって・・・去年建ったばっかりで住んでるのもセレブばっかりって聞いたよ」
「そうなの?相葉ちゃん、詳しいね」
「だって大騒ぎだったじゃん。うちのマンションは5階建てでこじんまりしてるからさ、隣に15階建ての、あんな豪華なマンション建っちゃったら影になっちゃうって」
「そうだっけ」
「もう、大ちゃん、本当に世間に疎いんだから!」
そんなこと言われたって。
同じマンションの仲だって、隣に誰が住んでるのかなんて知らないし興味もないのに。
隣のマンションのことなんて知るはずもない。
と、俺たちの会話を聞いていた潤がくすくすと笑いだした。
「ふふ、智って、面白い。俺が料理だ掃除だってこの家でやってても、『あれ、いたの?』なんて言ってそうだね」
「確かに、大ちゃんなら言いそう。てか、本当にあのマンション?2人とも、そんなに金持ちなの?」
二宮が、ちらりと潤を見る。
「・・・まあね。とりあえず、明日にでもまたここへ来ますよ。住み込みはダメでも、アシスタントになるのはいいってことでしょう?相葉さんは」
「え・・・・まぁ、いてくれたら助かるけど・・・・」
「なら、俺がそれをやりますよ。潤くんは、家事をやる。それでいい?」
「うん」
潤は頷くと、俺を見てにっこりと笑った。
綺麗な、絵画のような微笑。
だけど、今朝寝顔を見た時の様にドキドキすることはなかった。
どうしてかな・・・・
「潤くん、あの指輪は?」
朝食を食べ終わり、二宮が席を立ちながらそう言った。
「あ・・・・どこだろう?智の部屋かな。取ってくる」
そう言って潤が俺の部屋へ向かったので、俺もついて行くことに。
部屋に入り、ベッドのまくら元を探す潤。
「あれぇ?俺、どこ置いたんだろ?」
成り行き上、俺もきょろきょろと部屋を見渡し―――
ふと、潤の足もとに銀色に光るものを見つけた。
「その、足元の・・・・」
「え?―――あ、あった!」
嬉しそうに指輪を拾い上げ、左手の中指にはめる潤。
満足そうに指輪を見つめるその笑顔に、ドキッとする。
「・・・大事なもの?」
「うん。しょおくんにもらったの」
「しょおくん?」
「ん。俺の兄さん」
「ああ・・・・過保護なお兄さん?」
「んふふ。すごく優しいんだよ。かっこよくて頭もいいし」
「へぇ」
ニコニコと、本当に嬉しそうだ。
さっき、俺に向けられた絵画のような微笑とはまるっきり違う・・・・。
「・・・よっぽど、好きなんだね、お兄さんのこと」
「え」
潤が、きょとんと俺を見つめる。
「あ・・・・いや、すげえ嬉しそうだから」
「・・・・うん。しょおくんが、大好きだよ、俺」
「そうなんだ・・・・・。いいね、兄弟仲良くて」
「・・・・・・智」
「え?」
ふいに、潤が俺に一歩近づいた。
なんだろう。
そう思った瞬間。
ちゅっ
唇が、触れた・・・・・・。
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