2014年03月27日(木) 22:51 UP♪
ちょうどショコ潤が終わったころ。
撮影中は大変だっただろうなって思ってたら、つい妄想が止まらなくなっちゃいました。
お疲れな潤ちゃんを、メンバーがこんなふうに見守ってくれてたら嬉しいな。
というお話です。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
ちょうどショコ潤が終わったころ。
撮影中は大変だっただろうなって思ってたら、つい妄想が止まらなくなっちゃいました。
お疲れな潤ちゃんを、メンバーがこんなふうに見守ってくれてたら嬉しいな。
というお話です。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
「あれ、潤くん寝ちゃってるね」
今日はVSの収録の日なんだけど。
本番1時間前、楽屋には全員が揃って思い思いのことをしていた。
俺はいつものようにゲームをやっていたのだけれど、ふと向かい側を見るとリーダーの肩に頭をもたせかけうたた寝いしてる潤くんが目に入った。
「ん。昨日、ほとんど寝てないみたいだから」
と、リーダーが潤くんを見ながら言った。
「あ~、ドラマの撮影、本当にハードらしいからな。まだ時間あるし、寝かせといてあげれば」
翔くんの言葉に、リーダーとは反対側の潤くんの隣に座っていた相葉さんも頷いた。
「ふは、松潤睫毛長っ。相変わらず可愛い寝顔だよね」
潤くんの顔を覗きこみ、楽しそうに笑う相葉さん。
うん、俺もそう思ってた。
潤くんの寝顔ってほんと可愛いの。
色白で、目が伏せられてるのに大きいのがわかるし睫毛の長さもより強調されて、半開きになった唇も色っぽい。
―――女の子みたいだよなあ、と思っている俺の頭に、あることがひらめいた。
潤くんが起きてたら絶対にできないけど、今なら・・・・
俺は、そっと楽屋を出てある場所へ向かった・・・・・。
「ニノ?何してんの?」
楽屋に戻り、唐突に潤くんの髪をいじり始めた俺に、リーダーが目を丸くする。
「しーっ、潤くん起きちゃうから!」
小声でそう言いながら、俺はメイク室から借りてきた髪を結ぶゴムを手にし、潤くんの柔らかい髪をひと房まとめてそのゴムで縛った。
ちょうど、耳の上あたり。
もう片方の髪も結び、まるでうさぎのしっぽのようなツインテールができる。
「うひゃひゃ、何それ可愛い!」
相葉さんが嬉しそうに声を上げる。
「でしょ?一度やってみたかったんだよね」
起きてたら、絶対やらせてくれないだろうからね!
「ちょ、写メ撮らせてよ!」
相葉さんが携帯を取り出し潤くんを撮り始めるのを見て、俺も自分の席に戻り携帯を手に取る。
「俺、動画に撮ろ。この図、超面白いよ。リーダーに寄りかかって寝るツインテの潤くんと、それを撮影する相葉さん」
「それ、松潤起きたらぜってー怒られるだろ。知らねえぞ」
そう言いながらも、翔くんだって楽しそうだ。
「それ、俺も写ってる?相葉ちゃん、後で俺にメールしてよ」
リーダーは潤くんの肩をしっかりと抱き、その寝顔を楽しそうに見てる。
「んー・・・・」
周りの騒がしさに、潤くんが眉を顰め身じろぎする。
「あ、起きる」
リーダーの声に反応したかのように、潤くんの瞼がゆっくりと開いた。
けど、まだぼーっとしてる潤くんは、ゆっくりと手を上に上げ、伸びをしようとして相葉さんの方を見た。
相葉さんが自分の方に携帯を向けているのを見て、ぴたりと動きを止める潤くん。
腕を中途半端に上げたまま相葉さんと見つめ合うような感じで、妙な沈黙が生まれる。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「まだ、寝ぼけてるね」
俺の言葉に相葉さんが頷き、くすくすと笑う。
「でも、今の松潤超可愛いよ。招き猫みたいなカッコで、きょとんとしてて口尖らせてるの」
「・・・・んぁ・・・・?」
「まだ眠いんじゃねえの?もう少し寝てれば?」
翔くんの言葉に、俺は壁の時計を見た。
「うん、まだ30分くらいあるからもう少し寝れるよ?潤くん」
そう言うと、潤くんは相変わらず相葉さんをじっと見ながら、リーダーから体を離した。
「・・・・まぁくん」
「はい?なに?潤ちゃん」
舌足らずな声で珍しい呼び方をされ、調子に乗った相葉さんがご機嫌に応える。
と、潤くんはそんな相葉さんの体をぐいぐい押し始めた。
「ん?なに?どした?」
まだ寝ぼけてる潤くんが、可愛い髪型のまま相葉さんの体を押す姿がおかしくて、みんなくすくす笑ってる。
「んー・・・もっと・・・・そっち・・・・」
「え?こっちに行けばいいの?この辺?」
相葉さんがちょっと横にずれると、納得したのか潤くんはこくこくと頷き、相葉さんから手を離す。
そして、今度はリーダーの方を向いた。
「智」
ツインテの潤くんに、ずっとにやにやしてるリーダーがさらに目尻を下げる。
「なに?潤」
「ちょっと、そっち」
「え?こっち?ここ?」
潤くんに押されるまま、リーダーも体を横にずらす。
リーダーと相葉さんの間が2人分ほど開いたところで、潤くんは満足したように大きく頷くと、まるでスイッチが切れたように、コテンと横になってしまった。
「え・・・・ふは、寝ちった」
「マジ、超可愛いよこの子。ニノ、動画撮っといて!」
相葉さんが携帯で写真を撮りながらくすくすと笑う。
俺はテーブルの上を跨ぐように体を乗り出した。
潤くんは、胡坐をかいたリーダーの膝に頭を乗せてその腰にしがみつき、猫のように体を丸め足先を相葉さんの膝の上に乗せていて、俺はそんな潤くんの姿を撮影しながら堪え切れずに笑った。
「んふふ、猫みたい。リーダーの腰にしがみついてるじゃん」
「ね、可愛い。でもこれ、本人に見られたら怒られそうだよ。髪結んでるの、気付いてないでしょ」
「だよね~。でも・・・・潤ちゃん、もっと足乗せていいよ?」
足の先をちょこんと相葉さんの膝にのせただけの潤くんに、相葉さんはその足をぽんぽんと軽く叩きながら言った。
潤くんは相葉さんの声が聞こえたのか、リーダーの腰にしがみつきながらも口を動かした。
「まぁ・・・・・・・・しょ・・・・」
「え、何?リーダー、潤くんなんて?」
「ふふ・・・・まぁくん、重いでしょって」
「くふふ、優しいなあ。大丈夫だよ。足、伸ばした方が楽じゃない?いいよ、もっと乗っけても」
相葉さんが優しく言うけれど、潤くんはすでに夢の中。
―――これを起こさなきゃいけないのはかわいそうだけどなあ・・・。
そろそろ本番に向かわなきゃいけない時間になり、リーダーに優しく起こされた潤くんが寝ぼけ眼で立ち上がる。
「あ、潤くんの髪、直さなきゃ」
俺は慌てて潤くんの髪を結んでいたゴムを取ったけれど・・・
「あ、やべ、痕ついちゃったなあ」
ツインテの痕が、しっかり残って猫の耳みたいになってしまった。
「・・・・・・直す・・・・・・」
潤くんがぼそりと言う。
「え・・・・でも、時間ないし」
困ったなと思っていると、突然潤くんが俺に抱きついてきた。
「え!?潤くん!?」
役得―――じゃなかった、リーダーの顔に殺気が!
「直す~~~~~~」
「わ、わかったから、潤くん。そうだよね、恥ずかしいもんね、ごめんね」
あ、潤くんの髪、いい匂い・・・・
「なぁ、ニットキャップ被っちゃえば?今日、松潤被って来てただろ?」
「翔くんナイス!相葉さん、潤くんのバッグからニットキャップとって」
「オッケー!」
相葉さんが素早く動き、潤くんのお気に入りの黒いニットキャップを持ってくる。
そしてそれを潤くんの小さい頭にかぶせると、潤くんもようやく納得したのか、俺から離れリーダーにぺたっとくっついた。
―――あ~あ、もう終わりか・・・・。まあいいけど。
「潤、大丈夫?動ける?」
リーダーの言葉に、まだ眠そうな顔をしながらもこくこくと頷く潤くん。
その腰はしっかりとリーダーに抱かれ、リーダーに体重を預けている。
こんなに密着してても周りが大して怪しまないのは、普段から俺らの距離がこんな感じだから。
ホント、日ごろから俺たちがどんだけがんばってるかってことだよね。
そして、本番では潤くんはしっかりと目を覚まし、さっきまでとは別人のようにキレキレで、ヒリヒリの松本潤になっていた。
そういうところはやっぱりかっこいいなあって思うよ。
でもたまにはね。
さっきみたいに甘えて欲しいよね。
俺たちにだけ見せてくれる表情だと思うと、嬉しいから。
甘えん坊で可愛い潤くんも、大好きだよ。
リーダーには負けるけど・・・・
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今日はVSの収録の日なんだけど。
本番1時間前、楽屋には全員が揃って思い思いのことをしていた。
俺はいつものようにゲームをやっていたのだけれど、ふと向かい側を見るとリーダーの肩に頭をもたせかけうたた寝いしてる潤くんが目に入った。
「ん。昨日、ほとんど寝てないみたいだから」
と、リーダーが潤くんを見ながら言った。
「あ~、ドラマの撮影、本当にハードらしいからな。まだ時間あるし、寝かせといてあげれば」
翔くんの言葉に、リーダーとは反対側の潤くんの隣に座っていた相葉さんも頷いた。
「ふは、松潤睫毛長っ。相変わらず可愛い寝顔だよね」
潤くんの顔を覗きこみ、楽しそうに笑う相葉さん。
うん、俺もそう思ってた。
潤くんの寝顔ってほんと可愛いの。
色白で、目が伏せられてるのに大きいのがわかるし睫毛の長さもより強調されて、半開きになった唇も色っぽい。
―――女の子みたいだよなあ、と思っている俺の頭に、あることがひらめいた。
潤くんが起きてたら絶対にできないけど、今なら・・・・
俺は、そっと楽屋を出てある場所へ向かった・・・・・。
「ニノ?何してんの?」
楽屋に戻り、唐突に潤くんの髪をいじり始めた俺に、リーダーが目を丸くする。
「しーっ、潤くん起きちゃうから!」
小声でそう言いながら、俺はメイク室から借りてきた髪を結ぶゴムを手にし、潤くんの柔らかい髪をひと房まとめてそのゴムで縛った。
ちょうど、耳の上あたり。
もう片方の髪も結び、まるでうさぎのしっぽのようなツインテールができる。
「うひゃひゃ、何それ可愛い!」
相葉さんが嬉しそうに声を上げる。
「でしょ?一度やってみたかったんだよね」
起きてたら、絶対やらせてくれないだろうからね!
「ちょ、写メ撮らせてよ!」
相葉さんが携帯を取り出し潤くんを撮り始めるのを見て、俺も自分の席に戻り携帯を手に取る。
「俺、動画に撮ろ。この図、超面白いよ。リーダーに寄りかかって寝るツインテの潤くんと、それを撮影する相葉さん」
「それ、松潤起きたらぜってー怒られるだろ。知らねえぞ」
そう言いながらも、翔くんだって楽しそうだ。
「それ、俺も写ってる?相葉ちゃん、後で俺にメールしてよ」
リーダーは潤くんの肩をしっかりと抱き、その寝顔を楽しそうに見てる。
「んー・・・・」
周りの騒がしさに、潤くんが眉を顰め身じろぎする。
「あ、起きる」
リーダーの声に反応したかのように、潤くんの瞼がゆっくりと開いた。
けど、まだぼーっとしてる潤くんは、ゆっくりと手を上に上げ、伸びをしようとして相葉さんの方を見た。
相葉さんが自分の方に携帯を向けているのを見て、ぴたりと動きを止める潤くん。
腕を中途半端に上げたまま相葉さんと見つめ合うような感じで、妙な沈黙が生まれる。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「まだ、寝ぼけてるね」
俺の言葉に相葉さんが頷き、くすくすと笑う。
「でも、今の松潤超可愛いよ。招き猫みたいなカッコで、きょとんとしてて口尖らせてるの」
「・・・・んぁ・・・・?」
「まだ眠いんじゃねえの?もう少し寝てれば?」
翔くんの言葉に、俺は壁の時計を見た。
「うん、まだ30分くらいあるからもう少し寝れるよ?潤くん」
そう言うと、潤くんは相変わらず相葉さんをじっと見ながら、リーダーから体を離した。
「・・・・まぁくん」
「はい?なに?潤ちゃん」
舌足らずな声で珍しい呼び方をされ、調子に乗った相葉さんがご機嫌に応える。
と、潤くんはそんな相葉さんの体をぐいぐい押し始めた。
「ん?なに?どした?」
まだ寝ぼけてる潤くんが、可愛い髪型のまま相葉さんの体を押す姿がおかしくて、みんなくすくす笑ってる。
「んー・・・もっと・・・・そっち・・・・」
「え?こっちに行けばいいの?この辺?」
相葉さんがちょっと横にずれると、納得したのか潤くんはこくこくと頷き、相葉さんから手を離す。
そして、今度はリーダーの方を向いた。
「智」
ツインテの潤くんに、ずっとにやにやしてるリーダーがさらに目尻を下げる。
「なに?潤」
「ちょっと、そっち」
「え?こっち?ここ?」
潤くんに押されるまま、リーダーも体を横にずらす。
リーダーと相葉さんの間が2人分ほど開いたところで、潤くんは満足したように大きく頷くと、まるでスイッチが切れたように、コテンと横になってしまった。
「え・・・・ふは、寝ちった」
「マジ、超可愛いよこの子。ニノ、動画撮っといて!」
相葉さんが携帯で写真を撮りながらくすくすと笑う。
俺はテーブルの上を跨ぐように体を乗り出した。
潤くんは、胡坐をかいたリーダーの膝に頭を乗せてその腰にしがみつき、猫のように体を丸め足先を相葉さんの膝の上に乗せていて、俺はそんな潤くんの姿を撮影しながら堪え切れずに笑った。
「んふふ、猫みたい。リーダーの腰にしがみついてるじゃん」
「ね、可愛い。でもこれ、本人に見られたら怒られそうだよ。髪結んでるの、気付いてないでしょ」
「だよね~。でも・・・・潤ちゃん、もっと足乗せていいよ?」
足の先をちょこんと相葉さんの膝にのせただけの潤くんに、相葉さんはその足をぽんぽんと軽く叩きながら言った。
潤くんは相葉さんの声が聞こえたのか、リーダーの腰にしがみつきながらも口を動かした。
「まぁ・・・・・・・・しょ・・・・」
「え、何?リーダー、潤くんなんて?」
「ふふ・・・・まぁくん、重いでしょって」
「くふふ、優しいなあ。大丈夫だよ。足、伸ばした方が楽じゃない?いいよ、もっと乗っけても」
相葉さんが優しく言うけれど、潤くんはすでに夢の中。
―――これを起こさなきゃいけないのはかわいそうだけどなあ・・・。
そろそろ本番に向かわなきゃいけない時間になり、リーダーに優しく起こされた潤くんが寝ぼけ眼で立ち上がる。
「あ、潤くんの髪、直さなきゃ」
俺は慌てて潤くんの髪を結んでいたゴムを取ったけれど・・・
「あ、やべ、痕ついちゃったなあ」
ツインテの痕が、しっかり残って猫の耳みたいになってしまった。
「・・・・・・直す・・・・・・」
潤くんがぼそりと言う。
「え・・・・でも、時間ないし」
困ったなと思っていると、突然潤くんが俺に抱きついてきた。
「え!?潤くん!?」
役得―――じゃなかった、リーダーの顔に殺気が!
「直す~~~~~~」
「わ、わかったから、潤くん。そうだよね、恥ずかしいもんね、ごめんね」
あ、潤くんの髪、いい匂い・・・・
「なぁ、ニットキャップ被っちゃえば?今日、松潤被って来てただろ?」
「翔くんナイス!相葉さん、潤くんのバッグからニットキャップとって」
「オッケー!」
相葉さんが素早く動き、潤くんのお気に入りの黒いニットキャップを持ってくる。
そしてそれを潤くんの小さい頭にかぶせると、潤くんもようやく納得したのか、俺から離れリーダーにぺたっとくっついた。
―――あ~あ、もう終わりか・・・・。まあいいけど。
「潤、大丈夫?動ける?」
リーダーの言葉に、まだ眠そうな顔をしながらもこくこくと頷く潤くん。
その腰はしっかりとリーダーに抱かれ、リーダーに体重を預けている。
こんなに密着してても周りが大して怪しまないのは、普段から俺らの距離がこんな感じだから。
ホント、日ごろから俺たちがどんだけがんばってるかってことだよね。
そして、本番では潤くんはしっかりと目を覚まし、さっきまでとは別人のようにキレキレで、ヒリヒリの松本潤になっていた。
そういうところはやっぱりかっこいいなあって思うよ。
でもたまにはね。
さっきみたいに甘えて欲しいよね。
俺たちにだけ見せてくれる表情だと思うと、嬉しいから。
甘えん坊で可愛い潤くんも、大好きだよ。
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