2014年02月23日(日) 16:53 UP♪
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「サトシィィーーーーーー!!」
クリフクライムで、潤くんがリーダーの名前を叫びながら飛び降りてくる。
その姿はさながらミュージカルでフライングしているヒーローのようだったけど―――
リーダーの目には、潤くんが天使のように見えていたに違いない。
顔にしまりのないことこの上ない。
きっと『かわいいなあ~~~、俺の潤』とか思ってるんだよあの人は!
「潤!!」
「うわっ」
楽屋に入った途端潤くんに飛びついたリーダーに、潤くんが目を白黒させる。
「なんだよぉ、智」
「テレビで俺の名前呼んでくれたの、久しぶりじゃん」
「そうだっけ?」
「そうだよ。超嬉しかった!」
満面の笑みを浮かべて潤くんに頬ずりするリーダーに、恥ずかしそうに頬を赤らめる潤くんはすごくかわいらしいんだけどさ。
いちゃいちゃし過ぎでしょ!
「―――ちょっと、楽屋で2人の世界つくらないでもらえます?」
俺だって文句を言いたくもなる。
だけどリーダーをじろりと睨む俺に対して、どや顔で俺を見て笑うリーダー。
むかつく~~~!
「―――まったく、テレビだって言うのにデレデレしちゃって・・・・。潤くんの隣にいる時のリーダーの顔、見られたもんじゃなかったからね」
「うひゃひゃ、ほんとだよね~。超にやけてた!」
そう言って相葉くんが笑う。
「ま、たきつけた俺も悪いけどさぁ、完全にテレビ利用していちゃついてただけだったよね」
翔くんがそう言いながらリーダーをちらりと睨む。
―――そうだよ。潤くんに『松潤、降りてくるときにサトシィ―――って』って、そう言ったのは翔くんで、潤くんはそれに乗っかっただけ。
なのに、いざ2人がいちゃつきだすと不機嫌になるんだから。
だけどそういう態度、潤くんには見せないところがすごいっていうか、徹底してるっていうか・・・・。
「ねえ、コロコロバイキングってどういう組み合わせでやるんだっけ?」
潤くんの言葉に、翔くんが一瞬にやりと笑う。
「俺と松潤で、緑一緒にやるんだよ」
「あ、そうなの?オレンジが、もっちーと相葉くんか。でもあれ、俺と翔くんが一緒の場所だと狭いよね?」
「まあね。だから、松潤中入って俺が外から―――」
「めんどくさくない?俺、代わろうか?翔くん」
リーダーがわざとらしくそう言った。
案の定、翔くんがむっと顔を顰める。
「智くん、バンクボウリングでも松潤と組むじゃん!2人がいちゃいちゃする番組じゃないんだから!」
ごもっとも。
でも、せっかく同じ場所にいたって、翔くん必要以上に潤くんにくっつかないんだから。
意識し過ぎなんだよな、この人は。
って言っても、肝心の潤くんは気付いてないけど。
「大体、リーダーが潤くんと一緒の場所にいたらくっつき過ぎるからダメだよ」
ホントに、隣同士にするといつの間にかくっついてるんだから!
油断も隙もない。
「ちぇ、ニノ、小姑みてえだな」
と、口を尖らせるリーダー。
「誰が小姑だよ」
「うひゃひゃ、言えてる、ニノって小姑だよね」
「あんたまで笑うなよ!
隣で笑ってる相葉さんをバシンと叩く。
「いたっ、ひでえ、暴力反対!」
やり返そうとする相葉さんに応戦し、しばらく悪ふざけ。
ふと、潤くんの方を見るとリーダーが潤くんの肩を抱き何か声を掛けていた。
それに対して潤くんがふわりと笑い、頷いている。
聞こえなくても、その会話がどういったものかなんとなくわかってしまう。
ドラマの撮影が大変で、きっと疲れているであろう潤くんを気遣うリーダー。
クリフクライムはこの番組のゲームの中では、1、2を争うハードなゲームだ。
しかも2面を登ってる潤くんは相当体力を使ったはずで・・・・。
そんな潤くんを優しくねぎらうリーダーに、笑顔で応える潤くん。
やっぱりこの2人はお互いのこと、一番よくわかってるんだなと思う。
敵わないなあと思う。
同時に、心があったかくなる。
この2人と同じグループでよかったと。
いつまでもラブラブな2人だからこそ、俺たちも安心して2人をからかったりできるんだもんね。
そしてまた、俺たちは本番に向かう。
5人でわちゃわちゃしながらね。
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クリフクライムで、潤くんがリーダーの名前を叫びながら飛び降りてくる。
その姿はさながらミュージカルでフライングしているヒーローのようだったけど―――
リーダーの目には、潤くんが天使のように見えていたに違いない。
顔にしまりのないことこの上ない。
きっと『かわいいなあ~~~、俺の潤』とか思ってるんだよあの人は!
「潤!!」
「うわっ」
楽屋に入った途端潤くんに飛びついたリーダーに、潤くんが目を白黒させる。
「なんだよぉ、智」
「テレビで俺の名前呼んでくれたの、久しぶりじゃん」
「そうだっけ?」
「そうだよ。超嬉しかった!」
満面の笑みを浮かべて潤くんに頬ずりするリーダーに、恥ずかしそうに頬を赤らめる潤くんはすごくかわいらしいんだけどさ。
いちゃいちゃし過ぎでしょ!
「―――ちょっと、楽屋で2人の世界つくらないでもらえます?」
俺だって文句を言いたくもなる。
だけどリーダーをじろりと睨む俺に対して、どや顔で俺を見て笑うリーダー。
むかつく~~~!
「―――まったく、テレビだって言うのにデレデレしちゃって・・・・。潤くんの隣にいる時のリーダーの顔、見られたもんじゃなかったからね」
「うひゃひゃ、ほんとだよね~。超にやけてた!」
そう言って相葉くんが笑う。
「ま、たきつけた俺も悪いけどさぁ、完全にテレビ利用していちゃついてただけだったよね」
翔くんがそう言いながらリーダーをちらりと睨む。
―――そうだよ。潤くんに『松潤、降りてくるときにサトシィ―――って』って、そう言ったのは翔くんで、潤くんはそれに乗っかっただけ。
なのに、いざ2人がいちゃつきだすと不機嫌になるんだから。
だけどそういう態度、潤くんには見せないところがすごいっていうか、徹底してるっていうか・・・・。
「ねえ、コロコロバイキングってどういう組み合わせでやるんだっけ?」
潤くんの言葉に、翔くんが一瞬にやりと笑う。
「俺と松潤で、緑一緒にやるんだよ」
「あ、そうなの?オレンジが、もっちーと相葉くんか。でもあれ、俺と翔くんが一緒の場所だと狭いよね?」
「まあね。だから、松潤中入って俺が外から―――」
「めんどくさくない?俺、代わろうか?翔くん」
リーダーがわざとらしくそう言った。
案の定、翔くんがむっと顔を顰める。
「智くん、バンクボウリングでも松潤と組むじゃん!2人がいちゃいちゃする番組じゃないんだから!」
ごもっとも。
でも、せっかく同じ場所にいたって、翔くん必要以上に潤くんにくっつかないんだから。
意識し過ぎなんだよな、この人は。
って言っても、肝心の潤くんは気付いてないけど。
「大体、リーダーが潤くんと一緒の場所にいたらくっつき過ぎるからダメだよ」
ホントに、隣同士にするといつの間にかくっついてるんだから!
油断も隙もない。
「ちぇ、ニノ、小姑みてえだな」
と、口を尖らせるリーダー。
「誰が小姑だよ」
「うひゃひゃ、言えてる、ニノって小姑だよね」
「あんたまで笑うなよ!
隣で笑ってる相葉さんをバシンと叩く。
「いたっ、ひでえ、暴力反対!」
やり返そうとする相葉さんに応戦し、しばらく悪ふざけ。
ふと、潤くんの方を見るとリーダーが潤くんの肩を抱き何か声を掛けていた。
それに対して潤くんがふわりと笑い、頷いている。
聞こえなくても、その会話がどういったものかなんとなくわかってしまう。
ドラマの撮影が大変で、きっと疲れているであろう潤くんを気遣うリーダー。
クリフクライムはこの番組のゲームの中では、1、2を争うハードなゲームだ。
しかも2面を登ってる潤くんは相当体力を使ったはずで・・・・。
そんな潤くんを優しくねぎらうリーダーに、笑顔で応える潤くん。
やっぱりこの2人はお互いのこと、一番よくわかってるんだなと思う。
敵わないなあと思う。
同時に、心があったかくなる。
この2人と同じグループでよかったと。
いつまでもラブラブな2人だからこそ、俺たちも安心して2人をからかったりできるんだもんね。
そしてまた、俺たちは本番に向かう。
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