いとこが死んで1年がたった

明日は一周忌で仕事は休みを取った

 

たいへん仲の良い同じ年のいとこだったので

最初は死が信じられず、自責の念と悲しみと怒りと悔しさと色々な感情が出てきて自分は滅茶苦茶になった

 

亡くなってから半年ぐらいは自暴自棄そのもので、ちょっとしたことでイライラしたり泣いたりしていた

 

半年たったくらいから(いとこの死の理由は分からないけど)死を受け入れられるようになった

人間には生きる権利もあるけど死ぬ権利もあるのかもしれない

(喪った者の悲しみは計り知れないが)

 

私はいとこの見えなかった悲しみに寄り添いながら生きようと心を入れ替えた

少し立ち直ったと思った

 

しかし一周忌が近づいてきてまた私は混乱が始まった

心が沈む・どうしていいのか分からない。立ちすくむ

何で何も言わず私を置いていったの?

死ぬ一週間前一緒に行ったボーリングの事が忘れられない

その時彼は何を考えていたの?

 

これからもいとこの事は考え続けるけど、明日で一区切りとしようと思う

(正直できるかどうか分からないが、決心として)

 

今日は美容室で髪を1cm切って、お供えのお花を買った(淡いブルーとピンクと白のかわいいアレンジメントだ)

いとこが大好きだった北海道の六花亭のバターサンドセットも買った

明日の法事で叔父と叔母に渡す

幾分か気分がスッキリした

 

家に帰ってラジオを付けるといきなり米津玄師の「LEMON」が流れてきた

葬儀で最後に流れた曲だ

このタイミングで「LEMON」とは・・・

少し泣いた

 

私は明日も生きる。滅茶苦茶な去年から、今年は一歩前進できることを祈って

優しくなりたい。しっかりしたいと思っている

書きなぐりになってしまいましたが、ここまで読んでくれてありがとうございます

 

米津玄師「LEMON」