最近読んだ本指差し気づき




医学書?(著者がカウンセラーなので)と小説



左は



この事件があってから読みたいと

思うようになった本📕


どうして、世の人は少数の反対派の

人を動かすために「みんな同じ」という

言葉を使うのか?


疑問とモヤモヤからネサフしていて

見つけたのが


見波利幸さんの書籍真顔

『平気で他人をいじめる大人たち』


ちらっとネットで読んでみましたが……


うわぁ〜! 前の職場にいる時に

読みたかったー!!泣き笑い


しかし、見波さんの書籍が

発売されたのは2021年


もう就活してますがなゲラゲラあせる


いや、キリのいい時に転職する予定だったので

良いんですが……

決してイジメに屈してやめたわけではない真顔

ここ重要物申すハッ



………………………



気を取り直して二冊目指差し気づき


こちらは、ミステリー小説です酔っ払い


しかも王道のトリックを考える展開ではなく

トリックを否定して、いかに『奇蹟』を

証明するかに焦点を当てた


どこか新しさを感じるミステリー小説ちゅーラブラブ


そこに惹かれて溜まっていたTポイントで

購入しました照れキラキラ






まずは、左から行きましょうか指差し





  平気で他人をいじめる大人たち


大人のいじめはなぜ起こるのか?


現役カウンセラーの見波先生が、まずは

『いじめが起こる原因』から説明してくれます



次に、


いじめる人を感情型」、「自己愛型」、

「他社利用型」の3タイプに分類


四角グリーン感情型はそのまま。自分の正しいと思ってる

事が否定されたりしたらぷっつんしてしまう

人ですね。感情を制御出来ません


四角グリーン自己愛型はいわゆる自己中。自分が中心で

ないと嫌な人。人と比べて自分が勝っている

事を重要視します


四角グリーン他社利用型利用できるか出来ないかで人を

判断するタイプ。漫画では頻繁に登場しますが

リアルではあまり見かけないようなうーん

気付いてないだけかもしれませんが……見た事ありません



色々な事例を取り上げながら、対策はもちろん

こういう人たちの心理状態などを説明して

くれます看板持ちふむふむ


私の話しになりますが、



前職の先輩は「感情型」と「自己愛型」でしょう


これは少なからず、誰でも当てはまって

しまうタイプではないでしょうか泣き笑い


私だって


自分の意見が否定されて、ストレスが溜まって

いる時だったらぷっつんしたりするするかも

しれないし


やっぱり人と比べて落ち込んでしまうことも

よくあることです真顔



ただ……


どんなに腹が立っても実行には移しません真顔


だって、自分はその人より劣っている

認めているようなものだから爆笑


そっちの方がずっと屈辱的笑い泣き


自分で自分の価値を下げて、みっともない

姿を晒すなんて恥ずかしくて出来ない滝汗


普通の人はそんな感じで、醜態を晒さない為に

その人から距離を取ったり


負けないように努力してみたり


自分で自分の獣性をコントロールしようと

試みることでしょうダッシュ




何故かそれをしようとしないのが、他人を

いじめてしまう大人達……汗うさぎ



こういった人達は、性格もありますが

生きてきた環境やその人がどういった哲学

(倫理観)を持っているかにもよるのかなと

私は思いますショボーン



最初の方で見波先生が、70年代以降は

コミニュケーションを取る機会が少なくなり


「歩みよったり」「落とし所を探さない」

人達が増えたと書かれていました


それで、正しいと思い込んでる人が

そうじゃない人達を攻撃する


コロナ禍の「自粛警察」の事も

例にあげられていました


政府の指示に従っていないという理由で

ネットで騒いでいたらしいですが、


当の本人達は「なんで駄目なのか?」


自分なりに語れる理由が

あるんでしょうかね?しょんぼり



「受け入れるつもり」も

「分かり合うつもり」も



ない人達に



少数派の意見を受け入れてもらう事は

かなり難しいでしょうね泣き笑い




コミニュケーション力が低下して

思いやりを持たない人が増えた原因が


テレビゲームだと言われていたのは

ゲーム制作してる側からしたらこの野郎、いや

「またか」って感じですが笑い泣き

親の世代は何故ゲームを嫌う?




最後に「傾聴」の大切さについて

書かれていました


聞き慣れない言葉ですが

何も難しい事ではなく


相手の話を、相手の立場にたって、相手の

気持ちに共感しながら聴く


という道徳で習うような

当たり前の事です



でも、これって意外と難しいですよオエー




いじめられている時にいじめている人の

気持ちなんて考えられませんからネガティブ



大抵の人は黒い感情に飲み込まれて

「あいつは悪いヤツだ」となって

しまうことでしょうショボーン



人はフィルターを掛けます


「この人はこんな人だ」


「この人には良心もないし

変わることはない」


決めつけてしまいがちです魂が抜ける



私も在職時、先輩達の事を理解しようと

努力しました


今でも自己愛の強い先輩については

共感出来る所があまりありませんが


感情的になりながらも、私を助けて

くれた先輩については


少しは彼女の気持ちを分かってあげられた

ような気がしています



昔、こんな事がありました


先輩が築き上げてきた部署


経営状態の悪化から、業績を上げているにも

関わらず閉鎖させられてしまったのですショボーン



その時、私は


「どうして、一生懸命努力してきたのに

閉鎖させられないといけないの?


私は先輩が頑張っている姿をずっと見てきた

こんなのってあんまりだ……」


と伝えた事がありました


涙が滲みました



その姿を見て説教ばかりの先輩が


「私の気持ちを分かってくれてありがとう」


みたいな事を言ってくれたのでした


私はこの時自分の気持ちが先輩に届き

先輩の辛さを自分が受け止められたのだと

感じました



きっと、これが見波さんが言う

傾聴なのでしょう




その後、退職することになって

私は気付きました



ずっと先輩に認められる事ばかり

考えて努力してきましたが



認めないといけないのは私の方だった



つまり、私が先輩の事をありのままで

受け入れる事が大事だったと感じたのです



それからは、相変わらず怒られると

腹が立ちましたが


何故かモヤモヤした気持ちは消えて


ありのままに近い自分で先輩に

接する事が出来るように

なっていきました



憑き物が取れたというか……




素っ気ないものだろうと思っていましたが


私が「辞める」と伝えた時


先輩は「嘘よ……」


と、残念そうに呟きました




今でも後輩にこの話をすると


「あの先輩がそんな事言うなんて意外驚き


と驚かれます




人をいじめてしまう事はどんな理由が

あってもいけない事です



様々な理由から自分をコントロール

出来なくなって取ってしまった行いでも


ツケは必ず返ってくると感じています

(自分がそうなので)



でも、人間は完璧ではありませんネガティブ



先輩の母親は毒親のようでした


先輩はいつも自信満々で

仕事をそつなくこなすのに


母親が近くで見ている時だけは

駄目なのですショボーン


失敗しないような事でも緊張し、

失敗して母親に叱責されるのです


私の想像ですが、彼女には

『自尊心がない』ようでした


「本人もそんなものない」と

言っていましたが……


彼女は、母親から得られなかった

承認を仕事で得ようとしたのでは

ないでしょうかショボーン



そう思うと、今では先輩が可哀想に

思えてきます



結局、それを説明しても他の同僚は

フィルターが掛かってるから


「それでも、駄目なものは駄目だ」


の一点張り


駄目な事は分かってるけど、どうして

共感してあげる事も駄目なのでしょうか?


そんな感情があったっていいんだ


そう言ってあげられるだけでも

ずいぶん違うように感じます



見波先生は、


人間関係において、『相手の気持ちを知る』

ことよりも重要なことなどない


と書かれていました


皆、自分の事に精一杯で切り捨てがちな

点ですが……


また、この本の中で特に心に残った言葉は


「傾聴ができれば、愚痴ばかり

聞いても疲れない」


まさに、目から鱗ポーンダッシュ


高校時代からの友達で私に会うと

愚痴しか話さない子がいました


私は月に1回ほどその子の愚痴を聞いて

エネルギーを吸い尽くされたように

疲れ果ててしまっていましたチーン



結局、私は


「愚痴っても仕方ない

行動するしか解決策はない」



という考えの強い人間なので



「愚痴ばかり言って全然何もしない」



という思いが強くて共感できなかったのでしょう


今でもこの友達から、困った時に

ヘルプの電話やメールが来ます


私も鬱々としてて、10日くらい前に

届いたヘルプメールに返信出来ないで

いますネガティブ


でも、この本を読んでいたら


「友達が辛い時に話を聞いて

あげられない自分は

本当に友達なのか?」


と疑問に感じます魂が抜ける


メールを読んでるとけっこう

切羽詰まってるみたいですが


それも会って話してみないと分かりません凝視


中には反社会性パーソナリティ障害

境界性パーソナリティ障害の人もいるので


友達がそれと疑わしい症状に陥っている

場合は流石に私じゃ対応しきれません絶望


見波先生みたいな良いカウンセラーの

先生を紹介出来れば良いんですが悲しい


精神科とかじゃ、薬漬けにされるって

事もあるみたいですし……



心の問題は難しいですね真顔





とても良い本なので


今、職場で実際に悩んでいたり

どう対処すればいいのか悩んでいる方



オススメですよ指差し飛び出すハート





長くなってしまったので

「その可能性はすでに考えた」の

レポは次に書きます泣き笑い