心を許せない人 とは | その先、ヒカリ♥

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心を許せない人


菜根譚一日一言


沈々(ちんちん)と
語(かた)らざる
士(し)に遇(あ)わば、

且(しばら)く
心を輸(いた)すこと莫(なか)れ。

 ?々(こうこう)と
自(みずか)ら好(よ)しとするの
人を見(み)れば、

応(まさ)に
須(すべから)く
口を防(ふさ)ぐべし。



 現代語訳


 沈黙して何も言わない人間には、
本心を打ち明けてはならない。

 怒りっぽく、
自分が正しいと思い込んでいる
人間には、
口を開いてはならない。


 つまり、
変っている人だなと感じたら、

自分は口を謹み、
暫らくは様子を見る事だ。



 言い換えれば、活人は、

相手から様子を見られたなら
自分を変人と思われたと悟ること。



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 人を見る目を持たないと、
人間関係は保たないということ。


 学問をしなければ、

人を観る目ができない、
識見・眼識が生じない。


 あいつは財産がなんぼあるとか、
何の役をしておるとか、

いうような
つまらぬことは気がつくが、

人間そのものについては
全くわからない。 

しかし学問をして、
それが
だんだん身についてくると、

自然に本当のことがわかってくる。
 つまり
人を観る目が
違ってくるわけです。




心のバランスをとる


菜根譚一日一言

 念頭(ねんとう)、
昏散(こんさん)の処(ところ)、

提醒(ていせい)を
知(しる)ことを要す。 


念頭(ねんとう)、
喫緊(きっきん)の時(とき)、

放下(ほうげ)を
知(しる)ことを要す。


 然(しか)らざれば、
恐らくは
昏々(こんこん)の
病(やまい)を去(のぞ)くも、

又、
憧々(しょうしょう)の
擾(みだれ)れを来(まね)かん。



 現代語訳 



 気分が散漫している者は、
しっかりと目を覚ますことを
学ばなければならない。 


気分が緊張している者は、
何とかなるということを
学ばなければならない。


 そうしなければ、

散漫を退治できても、
落ち着きの無さを露呈する。 


つまり、俗人には

心を完全な状態にするのは
至難の業ということ。


 言い換えれば、活人の心は

完全な状態、即ち、無為無心なのだ。


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 ネガティブからポジティブに

心の模様は
両極に振れてしまいがちである。


一旦、片方に依ってしまえば、

白は白、黒は黑と、

全く別の色を
受け入れることができない。


 このような状態の時、

まさに自分が
このような状態で分かるためにも、

信用にたり得る人に
意見をもらえるか、
あるいは
冷静になって
己をみつめなくすことに尽きる。


 日頃から、


一つは友を選んでいるか、

もう一つは、学んでいるか


ということ。




ありがとうございます