人生の苦労を持ち堪える、三つのこと | その先、ヒカリ♥

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『人生の苦労を持ち堪えるには?』



(2024年3月15日 16:10)

ドイツの哲学者
イマヌエル・カント(1724年-1804年)の
言葉に、


「人生の苦労を持ちこたえるには
三つのものが役に立つ。
希望・睡眠・笑い」


とあるようです。


此の三点の内、
「希望」に関しては
カントの言う通りではないかと思います。


全く希望が無かったら、
そもそも苦労し甲斐が無いでしょう。


また「笑い」に関しては

「笑う門には福来る…
笑いの絶えない人の家には、
自然と幸福が訪れる」
ですから、

一種の希望に
繋がっているのかもしれません。


私自身、

希望というのは

人生の苦労を持ち堪える上で
非常に大事だと思っています。


「睡眠」に関しては

苦労を持ち堪えるか否かといった
問題に直結するものではないでしょう。


苦労なしでも

睡眠なしには
人間生きては行けません。


脳を休めるということが
人間誰しもが必要になります。


従って、
人生の苦労を持ち堪えるに
役立つ一つとして挙げるのは
如何なものかと思います。


尤も、
どんな苦労も健康を害してしまえば、
持ち堪えるか否かの問題では
なくなります。


我々は
人生を良き方に向かわせるべく、

健康維持に
最大限努めなければなりません。


仮に私自身で
三つ挙げよと問われれば、
上記の通り
希望をその一つ挙げるでしょう。


それから次には、
「夢」と答えます。

「夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし」
(吉田松陰)


――一つの理想を描き、
そこに到達するんだといった
強い意思を
志と言っても良いでしょう。


だから、
夢(志)なき者に成功もなく、
人生の苦労を持ち堪えようもありません。



そして最後の一つに私は、
「信仰」を挙げます。

例えば
ヴァイキングが
イングランドに攻入ったのも、

あの十字軍の遠征も
夫々神の名の下に
度々行われたわけですが、

人が次々殺される戦時下で
絶対的な何かを信じるということは、
苦難の道を耐え行くことにも
繋がるのだろうと思います。


あるいは
平時においても、

例えばインドでは
カースト制度の下、
上位階層への生まれ変わりを信じ、
それを支えに一種の期待感を持って
生きて行きます。

即ち、今の時代は
カーストの最下位
「シュードラ(隷属民)」
かもしれないが
今度は「バラモン(祭司)」に
生まれ変わってくるのだと
信じて生きる、

といった「輪廻思想」により

彼等彼女等は
何とか生きて行けるわけです。


以上
カント流に
私見を端的に述べるとすれば、

「人生の苦労を持ちこたえるには
三つのものが役に立つ。
希望・夢・信仰」

ということで、

思想・哲学というのは
極めて大事だと思っています。

本ブログを読まれた皆様は、
如何に思われたでしょうか。



ありがとうございます


皆様の中で
人生を持ち堪えるための
三つとは
何でしょうか


ものは考えよう

菜根譚一日一言


人は
名位(めいい)の楽しみ
為(た)るを知りて、

名(な)無く位(くらい)
無きの楽しみの
最(っと)も真(しん)たるを知らず。 

人は
饑寒(きかん)の憂(うれ)い
為(た)るを知りて、

饑(う)えず寒(こご)えざるの
憂いの更(さら)に
甚(はなはだ)しきたるを知らず。


現代語訳

俗人は、
地位や名誉の有る人が理想
と考えることが多いが、

地位も名誉も何もない人のが
最も幸せだということを知らない。

 俗人は、
餓えや凍えが厳しいことを知って
不安になることを知っていても、

十分に満たされている者の不安が
最も深刻であることを知らない。 



つまり、
隣の芝生は良く見えるが、
その芝生を手に入れると

幸せどころか大きな不安を
手に入れることになるというようなものだ。

 言い換えれば、
無い物ねだりは、
悲惨の極みということ。


 翻って言えば、
活人は
無欲の大人と言える。

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幸せが不幸に、
不幸が幸せに
いつ転じるかわからないのだから、

安易に喜んだり悲しんだり
するべきではない。

将来の不安を指折り数えて、

今ここにいることに
精一杯生きたいではありませんか。





持続する幸福



菜根譚一日一言



一苦一楽(っくいちらく)して、

相磨練(あいまれん)し、
練極(れんきわ)まりて
福(ふく)を成さば、

その福始(ふくはじ)めて
久(ひさ)し。 


一疑一信(いちぎいっしん)して、

相参勘(あいさんかん)し、
勘極(かんきわ)まりて
知(ち)を成(なさ)ば、

其の知(と)始(はじ)めて
真(しん)なり。




現代語訳

一喜一憂しながらも、
切磋琢磨して得られた幸福は、
長く続くもの。


 試行錯誤しながらも、
思考をを続け、
真偽を考え抜きて得られた知識こそ
本物である。


 つまり、
棚ボタの幸福は
一瞬のものであり、

自分で考えるのではなく、
他人から教えられたような知識は
知識と言えない、

ということ。


 言い換えれば、活人が、

本物を手に入れるには、
それなりの苦労が必要ということ。


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そばやうどんのコシが固いと
おいしくなります。
そのコシは、どうやってつけるか。

それは、
そばやうどんを冷水にさらすのです。

この冷水こそ、一苦一楽、なのです。