草場一壽さまのお話
シェアさせて頂きました
ありがとうございます
ありがたいなあ・・・
四智といわれる、
生き方のヒントがあります。
「大円鏡智」
(だいえんきょうち)
あらゆるものをありのままに
水面に映し出している水鏡です。
大円とは
安らかな心。
安らかな心は、
ゆったりと素直に
ありのままを映すというのです。
「平等性智」
(びょうどうしょうち)
大円鏡智が
ありのままに映すことであるなら、
平等性智は
一歩進めて、
自分も一体化することです。
言い換えると、
「自分の都合」というものを
持たない智恵でしょう。
「妙観察智」
(みょうかんさっち)
対象を十分に観察する智恵
のことです。
洞察力ですが、
真理というようなものに対する
洞察力です。
たとえば、この世に生を受けた奇跡、
宇宙とつながっているという
確かな事実に対して
目覚めているということ・・・
と、これは
私なりの解釈です。
「成所作智」
(じょうしょさっち)
そうして
状況を把握した上で、
やるべきことをやる智恵
を言います。
言葉は難しいのですが、
自分といういのちは
どこからきていて、
なにとつながっているのかを
正しく見極めなさい。
そうすれば
自分の都合のいいようにだけ
物事を見ることもなくなる
と説いているのでしょう。
経験を重ねて、
思考がシンプルになりました。
「悟りとは?」と問われたら、
愉快で機嫌のいいこと、と答えたい
と思います。
ありがたいなあ・・・
から生まれる、
大きくてまーるい心ならば、
無理もせず
いつもご機嫌なことでしょう。
お返しするものを
求められることもなく、
今日もお日さまに起こされて、
ああ・・ありがたいなあ。
◇草場一壽公式ホームページ
たくさんの智慧を
いただき
自分の懐に蓄えていく
それだけでも、感謝
ですね!
密教においては
それぞれ
金剛智・灌頂智・蓮華智・羯磨智
をいう。
なお、密教では
四智のほかに
大日如来の智である法界体性智を
合わせて、五智とする。
仏教における
四諦
四つの真理)を悟るための智で、
我生已尽智・梵行已立智・
所作已辧已智・不受後有智
をいう。
渋川八幡宮 小野善一郎先生