天地開闢 開闢する覚悟、行動力 | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
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天地開闢


二宮尊德一日一言



いにしへは草木も人もなかりけり
高天が原に神いましつつ


【略解】

太古の昔は、草木も人もなく、
まことに荒涼たるものでしたが、

こうした高天が原に、
天の御中主(みなかぬし)の神、
高見産霊(むすび)の神、
神見産霊(むすび)の神の
三種のご神徳により

世界が出来たものであると
天地開闢(かいびゃく)の思徳を
詠まれたものです。





この覚悟、事をなす大本


二宮尊德一日一言



夫れ開闢(かいびゃく)の昔、
葦原に一人
天降りしと覚悟する時、

流水に潔身(みそぎ)せし如く、
潔(いさぎよ)き事限りなし。

何事をなすにも
此の覚悟を極むれば、
依頼心なく、
卑法卑劣の心なく、
何を見ても、
羨(うらや)ましき事なく、

心中清浄なるが故に、
願ひとして成就せずと云ふ事なきの
場に至るなり。

この覚悟、事を成す大本なり。

我が悟道の極意なり。

此の覚悟定まれば、
衰村起すも、廃家を興すもいと易し。
只此の覚悟一つのみ。

【略解】

この天上天下にただ一人、
天の使命を帯びて
派遣せられし覚悟なるか。



開闢(かいびゃく)の昔、
豊葦原に一人天降ったのだと
覚悟するときは、
流れる水で潔身したように、
潔いこと限りがない。

何事を行うにも、
この覚悟を決めれば、

依頼心もなく、
卑怯卑劣の心もなく、
何を見ても羨ましいことはなく、

心の中が清浄であるから、
願うことが成就しないことが
なくなるのだ。

このような覚悟は、
事をなすための根源であり、

この覚悟が定まれば、
廃村を立て直すのも大変容易である



ありがとうございます


二宮尊徳翁は

「泰然自若」である

揺るぎない精神
動じない
冷静で落ち着いている

天地人の三才の徳

そなたたち、よくよく考えてみるがよい。

 恩を受けても
報いないことが多いだろう。
 
 徳を受けても
報じないことが
少なくないだろう。

 徳に報いることを知らない者は、

 将来の繁栄ばかり願って、

 その根本を棄てているから、
 自然に幸福を失うことになる。
 
 よく徳に報いる者は、
 将来の繁栄のことはさておき、

 今日ただいまの丹精を心がけるから、
 自然と幸福を受けて、
富貴がその身を離れない。

 実に報徳は百行の長、
 万全の先と言うべきだ。
 
  『二宮翁夜話』 より