上位者は、自分の姿がわからない | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
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虎視眈々(こしたんたん)



易経一日一言



顚(さかしま)に
頤(やしな)わるるも吉なり。

虎視眈々(こうしたんたん)、

その欲逐逐(ちくちく)たれば、
咎(とが)なし。



(三雷頤)



上位者が
多くの人々を養うために、


下位の賢人に
自分の足らざる面についての
教えを求める。


これは
上位が下位から
逆に(顚(さかしま)に)
養われることである。


そういう時は、
虎のように
威あって
猛(たけ)からぬ態度で接し、

虎が
獲物を狙いさだめ
(耽耽(たんたん))、
追い求め続ける
(逐逐(ちくちく))ほどの
意欲で求めよ、

と教えている。


「虎視耽耽(こしたんたん)」は

「養う」時を説く
山雷頤(さんらいい)の卦(か)が
出典となっている。

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上位の者は

下位の者たちの思いを
わからないものである。

しかも

下位から
一歩一歩上がってきた者でない
上位者は

総じて
無自覚に
「虎のように威あって
猛(たけ)かる態度」

である。


そのため、

下位の者は

上位の者の面前では
柔順をよそおい、

それ以外では
上位者の足らざるところを
あげつらう。


上位者は

下位の者の柔順を
真に受けて、

より

「虎のように威あって
猛(たけ)かる態度」

を取るようになる。


悪循環が止まらない。



上位者は

己の姿が
己では見れないのである。


虎視眈々とは

上位者自身が

己を静観する時から始まる

である。





ありがとうございます

虎視眈々とは

上の立場の人間が
寝首を掻かれないように、と
使われていた言葉

です

まるで、出世のチャンスを
狙っているかのような

虎が獲物を狙うが如く
空恐ろしい鋭さを
感じますが

易経は
その逆の意味なんです

自分が上になっている
という
傲慢さ
下の者の反感を買い
隙を狙われて
逆にやっつけられて
しまうということ

時には

上の者も
「我も人なり」と

下の者にも、教えを請い
共に歩むことを
しなければなりません

本来の意味とは

易経は違います

その逆も然り、なのです