祈り とは | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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占ってもらうだけでは変わらない今を、開運行動するだけで、あなたを変える!
黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!



Facebookでの
草場さまのお話を
シェアさせて頂きました
ありがとうございます




而二不二(ににふに)
 
東寺の特別展が始まって一週間。
多くのみなさまにお運びいただいております。
東寺は空海さんによって
密教の神髄(曼荼羅)が
立体化されていることで知られています。
また四季折々の花が実に見事、
春は梅に桜、から藤の花に蓮の花に。
会期中の5月まで
存分に楽しんでいただけます。

 特に、今年は、
弘法大師空海さんのご生誕 
1250年の記念の年です。
「身は高野、心は東寺に納めおく」
高野山は
修行の道場であれば、
東寺は
東寺を密教の神髄を表わした根本道場です。
いにしえの風を感じていただけると思います。

 空海さんはこんな言葉を遺しています。
「優れた大工が木材を使うとき、
真っすぐな木は曲げずに、
真っすぐな特徴をいかして
その木が必要な場所に使う。
曲がった木は、無理に伸ばさずに、
そのままその特徴をいかして
その木が必要な場所に使って
大きな家を建てる」
人間性と合理性の合わさった言葉ですね。 
空海さんの思想をあらわす
ひとつとして
「而二不二(ににふに)」
という言葉があます。
「而二」と「不二」の二つの言葉が
くっついたもので、
而二とは、
一つのものを二つの面から見ることで、
不二とは、
二つの面があっても、
その本質は「一」である、
ということです。
あれをわけ、これをわけでは
本質が見えないのですね。
「分ける」の基準が往々にして、
自分の都合です。
みんないっしょだよ。
それはいのちの合理性でも
あるように思います。




■世界遺産東寺建立1200年
特別展覧会記念コラム
連載第6回
なぜいま「祈り」なのか

自分がなにものか
わからなくなっているのが
現代人と言われます。
かつては
自分探しが流行し、
多くの若者が放浪の旅に出たものです。
いまはその余裕もありません。
したいこととしなければならないことの
ギャップはますます大きくなり、 
自分が最小化しています。

日本ではいまだに
自死者が相当数にのぼり、
若い人の死因の最上位です。
政府の調査によると、
実に4人に一人が自殺を考えたことがある
というのです。

 人間の意識には、
潜在意識(無意識)と
顕在意識(表面意識)の
2種類があります。
潜在意識は、
無意識というだけあって、
普段は意識することのないものです。
 対して、顕在意識とは、
普段生活する中で意識するもので、
思考や選択、意志という形で現れます。
 この顕在意識の価値判断で、
日常を送っているのですが、
顕在意識の価値としては大まかに、 
合理的、効率的に生きるがあります。
なにができるか、
なにを持っているかが
現実生活の中で
大きなウエイトを占めています。
 
実はもうひとつ、
大きな価値要素があります。

最も重要ともいえるのですが、
それはbeing=「存在」です。
あるだけで、ありのままで。
そんなふうに言い換えることができます。
Doingやhavingではなく、
丸ごとの人間性で、
絶対的な価値を認めるものです。
 
ところが子供のころから、
私たちが褒められるのは、

勉強を頑張った(doing)とか、
いい学校に入った(having)という
条件付きが多いのです。
大人になっても変わりません。
成果を上げた(doing)、
昇給した(having)、と、
doingとhavingばかりで評価されます。

 あなたがいるだけで嬉しい。
生まれてきてくれて幸せ。
こんなbeingの誉め言葉を、
いったい生涯で
何度聞くことができるでしょう?

存在としての絶対的な価値を
認められることがないまま育つと、
Doingやhavingによって
もたらされるものを幸せだと
勘違いしてしまいます。

 20年前「いのちのまつり」という絵本を
発表しました。
誰一人、いのちから疎外された
存在はありえない。
また、いのちは
「私物化」できるようなものでもないことを 
こどもたちに伝えたかったのです。

真実の救済は、
大生命の中で
生かされていることに目覚め、
自分を「いのち」として
発見するところにあるのではないか
と思います。

祈りの効果は
願望の成就の手間で、
自分について深く考えることです。
Doingでもhavingでもない
beingの自分に気づくことです。

つづく・・・



 ■世界遺産東寺建立1200年
特別展覧会記念コラム
連載第7回

祈りは自己との対話

●ありがとう、おかげさま

 祈りには、
感謝の祈りや癒やしの祈り、
願望の祈りなどがあります。
 感謝の祈りは、
日々生かされたことに感謝して
手を合わせます。
辛いときだけの神頼みになりがちですが、
楽しいときも、
宇宙に、
またご先祖様に
「ありがとうございます」
「おかげさまです」と報告すると、
「よかったね」「うれしいよ」と
かえってくるものです。

 祈りのために静かな時間を持つことは、
それだけで心を落ち着かせてくれますし、
感謝によって心が整いますから、
癒やしのための祈りでもあります。
いまの世の中には
無象有象の情報があふれています。
攻撃的なもの、
不安を募らせるものなどで、
心は常にストレスにさらされています。

平和を祈れば、
心に平和があります。
穏やかで充足した一日を
祈りに求めることは
私たちに与えられた
知恵ではないでしょうか。

●わたしはなにを望んでいるのだろう

さて、望みを叶えるためには、
まず自分自身が
本当に望んでいるものがなにか、
自分がどうしたいか、
どんな悩みを抱えているのか、
その真実の正体を知る必要があります。

真の願望(心の叫び)が
波動となって
宇宙に震えを起こすからです。

たとえばお金が欲しいと祈ります。
悪いことではありませんが、
なぜ、お金が欲しいのかと
問いかけてみましょう。

世の中の風潮だから、ではなく、
それで「自分はなにをしたいのか」です。

○○大学に行きたい。
世の中で「いいコース」だと
言われているから、
社会的なステイタスになるから
・・・ではなく、
なにをしたいための選択かと
問いかけてみましょう。

誰か(世間や親や社会常識)の代わりに
生きようとしていませんか? 
それを繰り返すと、
自分の人生を
人の価値観で支配されることになります。

●悔いのない人生のために

多くの人が最後に思う後悔は、
他人(世間)の目を気にして
思うように生きなかったということ
だそうです。
他人の評価を気にしたり、
親の期待に過剰になったり、
社会的な物差しばかりを優先して、
自分らしく生きなかった、
したいと思ったことをしなかったことへの
後悔です。

「理想」とは、
自分が想像できる自分自身の
「最良の状態」のことだと思います。
良い自分、精一杯生きて、
充足している自分です。

ナ―ディン・ステアという女性が
85歳になったとき、
こんな詩を残したそうです。

人生をもう一度やり直すとしたら、
今度はもっとたくさん失敗したい。
そして肩の力を抜いて生きる。
もっと柔軟になる。
今度の旅よりももっと
おかしなことをたくさんする。
あまり深刻にならない。
もっとリスクを冒す。
もっと山に登ってもっと川で泳ぐ。
アイスクリームを食べる量は増やし、
豆類の摂取量は減らす。
問題は増えるかもしれないが、
想像上の問題は減るだろう。
というのも、
私は毎日常に良識ある人生を
まともに生きてきた人間だからだ。
もちろん、
ばかげたことも少しはやった。

もし生まれ変わることがあったら、
ばかげたことを
もっとたくさんやりたい。
何年も先のことを考えて
生きる代わりに、
その瞬間だけに生きたい。
私はどこに行くにも
いつも万全の準備を整えて
出かけるのが常だった。
体温計や湯たんぽ、
レインコートなしには
どこにも行かなかったものだ。
人生をやり直すとしたら、
もっと身軽な旅行をしたい。

もう一度生き直すとしたら、
春はもっと早くから
裸足で歩き出し、
秋にはもっと遅くまで裸足でいる。
もっとたくさんダンスに出かける。
もっとたくさんメリーゴーラウンドに乗る。
もっとたくさんのディジーを摘む。
それぞれの瞬間をもっと
もう一度人生をやり直せるなら・・・




「この」世界で
「いま」の自分を生きるのは、
一回きりの自分。

その真実に生きないところには
後悔が残るように思います。

願望を書き出してみましょう。
そして、真に自分が求めていることかを
自分に問いかけてみましょう。
本当に望むものはなんでしょう。
本当は、
なにに苦しんでいるのでしょう。
自分が分かれば、
もう問題は解決です。
祈りで神様とアクセスし、
理想に向って進みましょう。

 ■個展情報
日程 2023年3月1日[水]~5月7日[日]
時間 08:30~16:00
会場 世界遺産 真言宗総本山
教王護国寺 東寺 食堂(じきどう)入場料 無料
住所 〒601-8473
京都府京都市南区九条町1
★詳細はこちら 公式ホームページ
  https://kusaba-kazuhisa.com/


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