井戸のあるところ | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!



市井(しせい)


易経一日一言より




往来井(おうらいせい)を井とす


(水風井)




井戸のまわりには、

貧富や地位階級の別に関係なく、

あらゆる人々が往来する。

旅人も、動物も、等しく

冷たく新鮮な水の恩沢を受けにやって来る。




庶民の社会を表す

「市井(しせい)」という言葉がある。 


これは古来、

清く澄んだ井戸水のあるところに

人が往来し、集まり、市が立ち、

村ができたことから生まれた言葉である。


水風井の卦(か)が表す 

井の徳は、

移り動かず、

常に一定の清い水を湛(たた)える

日用の徳。

人を選ばず、

万人に用いる徳を表している。






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禅の悟りにいたる道筋を

牛を主題とした十枚の絵にした

十牛図(じゅうぎゅうず)

というものがあります。


1.尋牛(じんぎゅう) - 

牛を捜そうと志すこと。

悟りを探すがどこにいるかわからず

途方にくれた姿を表す。


2.見跡(けんせき) - 

牛の足跡を見出すこと。

足跡とは

経典や古人の公案の類を意味する。


3.見牛(けんぎゅう) - 

牛の姿をかいまみること。

優れた師に出会い

「悟り」が少しばかり見えた状態。


4.得牛(とくぎゅう) - 

力づくで牛をつかまえること。

何とか悟りの実態を得たものの、

いまだ自分のものになっていない姿。


5.牧牛(ぼくぎゅう) - 

牛をてなづけること。

悟りを自分のものにするための

修行を表す。


6.騎牛帰家(きぎゅうきか) - 

牛の背に乗り家へむかうこと。

悟りがようやく得られて世間に戻る姿。


7.忘牛存人(ぼうぎゅうぞんにん) - 

家にもどり牛のことも忘れること。

悟りは逃げたのではなく

修行者の中にあることに気づく。


8.人牛倶忘(にんぎゅうぐぼう) - 

すべてが忘れさられ、

無に帰一すること。

悟りを得た修行者も

特別な存在ではなく

本来の自然な姿に気づく。


9.返本還源(へんぽんげんげん) -

 原初の自然の美しさが

あらわれてくること。

悟りとは

このような自然の中にあることを表す。


10.入鄽垂手(にってんすいしゅ) - 

まちへ... 

悟りを得た修行者

(童子から布袋和尚の姿になっている)が

街へ出て、

別の童子と遊ぶ姿を描き、

人を導くことを表す。




最後の十番目が、

易経のが教える

「市井」の意味なのではないかと思います。


日常の生活をしているだけで、

その人がそこにいるだけで

回りが幸せになるような

徳をもつ人になる。


自然と共に生きることの幸せ、

日常の中でふと思う幸せを

大切にしたいものです。






教えを

ありがとうございます



また、草場一壽さんからの

お言葉で

初めて聞きました

シェアさせて頂きました



八風吹くとも

 「八風吹不動天辺月」
八風吹けども動ぜず天辺の月。

禅語ですが、
どんな風が吹いても動じない、
吹き飛ばされない強靱な心のこと
と解釈できそうですが、
八風とは次のようなものを
具体的に表わしているようです。

1、 利・・・利益が増大すること
2、 衰・・・利益が減退すること
3、 毀・・・名誉毀損の「毀」ですね。
陰でそしること
4、 誉・・・陰でほめること
5、 称・・・面前で褒めること
6、 譏・・・き 面前でそしること
7、 苦・・・意思に逆らうこと
8、 楽・・・意思に沿うこと

 競馬の武豊騎手が
人生訓とする言葉だと
聞いたことがあります。

 悪いことに心を煩わせるな、ばかりでなく、
よいことにもうぬぼれたり
有頂天になったりと
外からの刺激に惑わされるなというのです。
 世間と距離をおくのではなく、
外からの刺激よりも
大事なことを忘れるなとも
言われているような気がします。
また、自分のことばかりに
気をとられるな、
そうもとれますね。

 結局、この世は合わせ鏡というか、
他人の悪いところが気になるのは
自分にそれが見える(=ある)からですね。
お互い様とも言えるわけです。
 卑下したりうぬぼれたりの自分は
煩悩を抱えるエゴという存在ですが、
とおく宙から見れば、
限りなくひろい、いのちの存在です。
そんないのちの視点にかえると、
一喜一憂に翻弄する肉体のエゴは
むしろかわいげさえ感じさせますね。
動じてもいい・・・
けれど、本質は忘れないでいよう・・・と。
 
 ■公式ホームページ→  https://kusaba-kazuhisa.com/
今年も感謝を込めて福寿袋を
ご用意いたしました。ぜひこの機会にご覧ください。