南宋の官吏、朱新仲による五計が
元です
明治時代の書物『芳譚』は、
10歳から60歳までの
人の人生においてなすべきことに
五計がある、とし、
次のように説明している。
10歳のころは、
父母の養いで成り立っているから、
父母の教えに背かない(生計)。
20歳は
身を慎んで、
学問、芸、家学を学び、
身を立てる計画をすべし(身計)。
30~40歳は
家庭を営み、
保つ計画をすべし(家計)。
50歳では、
世事に慣れていない子孫のために
父親として計画をすべし(老計)。
60歳になったら
死後のことを計画すべし(死計)。
昭和初期の陽明学者・安岡正篤は、
この五計を
いかに生きるべきか(生計)、
いかに社会に対処していくべきか(身計)、
いかに家庭を営んでいくべきか(身計)、
いかに歳を取るべきか(老計)、
いかに死すべきか(死計)
と解釈しています
やしない草
一日の計は早朝にあり。
一月の計は一日にあり。
一年の計は早春にあり。
一生の計は若き時にあり。
平生の計は家内和順にあり。
やしない草とは
知恵袋のことなんです